本当の笑顔を求めて4 【名前変換】

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あ「亜耶〜っ」









何故か涙が出てくる。

私ってこんなに涙もろかったっけ？









亜耶「なな、何よ！？」

突然の事に驚く亜耶。









あ「私笑えるようになってるよ〜！

顔の筋肉がちゃんと動いてるよ〜！」









亜耶「…良かったじゃない。」









本当の笑顔にはまだほど遠いかもしれないけど、

とにかく前みたいに顔が動くことが嬉しい。









あ「でも何で顔色が良くなったのかなぁ？」









亜耶は小さくため息をついた。









亜耶「あなたの傍にいる人のおかげでしょ。

ちゃんとお礼しといたほうがいいんじゃない？」









傍にいる人、かぁ。

大貴と涼介、かな。









あ、それと亜耶も！









あ「明日テスト終わったら、時間ある？

ノートのコピーとかのお礼、したいんだけど。」









亜耶は嬉しそうに、

「いいよ。」と短くOKの答えをした。









それに明日、テストが終わったら

多分亜耶に話したいことが山盛りになるだろうし。









明日、テスト終わった後が、勝負の時だから。









そうだ、先に亜耶にも言っておこう。

あ「あのね、ちょっと話しておきたいことがあるんだけど…」

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