本当の笑顔を求めて2 【名前変換】

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その時、私の横に人の気配が。

「お前、いつまで待たせるんだよ？」









あ「涼介…」

涼介「帰るぞ。…もう話は終わったよな？」


涼介は亜耶に向かって尋ねた。









亜耶「終わってます。

A、とりあえず学校では黙っておくから。」









あ「…お願いします。」

涼介「じゃあな、中本さん。」









涼介は私の腕を強引に掴んで、

コーヒーショップから連れ出した。









亜耶は、クールに手を振っていた。









コーヒーショップを出た私と涼介。









あ「…ってか痛いよ！」

私は涼介の腕を振り払った。









涼介「お前、アイツに何か言われたのか？」

あ「…アイツって亜耶に？ 別に何も言われてないよ。」









涼介「そっか…、それならいいんだけど。」

涼介は安堵の表情を見せた。









まぁ確かに涼介が来る直前の私、

赤い顔して俯いてたっけ。









あ「…もしかして、心配してくれたの？」

涼介「別にそんなんじゃねーよ。」









涼介はプイッとそっぽを向いて、歩き出した。









ふぅーん、可愛い所もあるんだな。

私はそんな涼介の後ろを追いかけた。

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