本当の笑顔を求めて2 【名前変換】

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部活を終えて、家に帰った私。









自転車を確認。

…やっぱり先に帰ってきてるなぁ。









あ「ただいまー」

靴はあるけど返事はない。









リビングに入る。

今日はソファで横になって、テレビを見ていた。









あ「だからさぁ、返事位したら？」

涼介「お前が「お兄ちゃん」って言わないからな。」









うっ…、呼ばないようにしてたの、バレてたか。









あ「じゃあ、いいや。」

涼介「言えよそれぐらい！！」









あ「ヤだよ、呼びたくないもん！！」

涼介「いいのかぁ？ 学校で俺らが兄妹ってバレても」









あ「それは…困ります。」

涼介「じゃあちゃんという事。ハイもう一回玄関から入ってきて？」









この、バカ兄貴…！









私はイライラしながらもう一度靴を履き、

いったん外に出た。









一息ついてから、玄関のドアを開ける。









あ「お兄ちゃんただいまー」


なんと演技がかった声だろう。









涼介「んー、おかえりー」


涼介は満足したらしい。

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