本当の笑顔を求めて 【名前変換】

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お互い窓を開けて話す私達。

お隣さんで、しかも部屋が向かい合ってるからできる芸当。









あ「こうやって話すの初めてだね。」

大貴「だな。晩飯はもう食べたのか？」









あ「うん、納豆食べさせられた。」

大貴「お前納豆嫌いなのに？」









さすが幼馴染、良くわかってる！


あ「そーなの！ もう嫌になるよね！」

大貴「ってか何で納豆食うことになったの？」









私はいきさつを大貴に話した。









大貴「…お前も大変だな。」


あ「まぁね。そう言えば、涼介って結局、

大貴のグループに入ることになったの？」









大貴「そーだよ。あいつ気に食わないところもあるけど、

悪い奴じゃなさそうだし、









学校来たばっかで友達いねーって言うのも、何かかわいそうじゃん？」

あ「うん……」









やっぱり大貴はいい奴だなぁ。

それに男子のすっきりした人間関係っていいなぁ、とつくづく思った。









大貴「でもこんな事恥ずかしいから、本人には言うなよな///」

あ「言わないよ、誰にも。」









照れてる大貴が、何だか可愛く見えた。

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