６の世界【ピーチパイ】 ページ17
ヤンさんを客として部屋を用意した次の日の朝。
ヤンさんが沢山の桃を持ってきて「桃のパイが食べたいから作ってヨ」と言ってきた。
なので朝からパイ作りだ。
ハンガリーとロヴィーノの二人と一緒に作っていると、アイス君がやって来た。
可愛い顔で「甘くないパイも欲しい」とおねだりしてきた。
流石は姫。萌え袖に上目遣いとはやりおる！
…まあ、単に私が脚立に乗ってたからですが。
「おはよう。相変わらず姫だね」
「い、意味が解んないんだけどA」
「外見が綺麗って事だよ」
「っ！？…ばか」
とても可愛いアイス姫をからかっている横で、ハンガリーさんの鼻息の荒さが少し怖かった。
腐らせるのが得意な彼女は、いま一体どんな事を考えているのやら…
焼きたての甘いピーチパイにミートパイとシチューパイ。後は何種類かパンとサラダを作って皿に盛り付ける。
そしてドリンクは皆のお好みで飲んでもらうことにした。
「…あれ？ロシア、コーヒー飲むの？」
「うん」
かなり珍しい事に、ロシアがコーヒーを。しかも多分ブラックコーヒーを飲んでいる。
苦い！って苦痛の顔をしながら飲むロシアに、ハンガリーはニヤァと笑ってから私をつついた。
「どうしたのハンガリー」
問い掛けると小さな声で「いやね」と内緒話をしてくるハンガリーさん。
でもロシアの熊耳は多分聴こえている。
でも構わず内緒話(？)をしてくる。
「Aはイヴァンさんとロシアさんのどっちが大人っぽいかって話を覚えてる？」
寝る前にしたプチ女子会(ただし男が直ぐ横に居る)でやった話か。
確か…
「ブラックコーヒーを飲むイヴァンの方が大人っぽいとか言った気がする」
まさか…いや、そんなまさか子供っぽい理由じゃ…
ハンガリーは笑う。
「Aに大人っぽいと思って欲しいんだよ、ロシアさんは」
ちらりとロシアを見たらとても顔が赤かった。
図星？え、図星なの？
「ワオ！青春だネ！」
茶々を入れるヤンさんは、何故か楽しそうだった。青春違う。
休みは充分取れたので、敵の狙いをもう少し考えてみる事にした。
情報だってサンジィのお陰で手に入ったし、昨日よりは正確に解るだろう。
「まず、何故敵がオズワルドに…銀河連邦軍に接触したのかだが」
会議の為に皆を召喚しました。ちなみに議長はドイツ隊長です。
「…A、聞いているのか？」
「聞いてるよ隊長！まあ…銀河連邦軍の重役にニャルラトホテプが混じってる可能性は、確かにあるよね」
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ヴァーニャ(プロフ) - りーあんさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私、変態＆ヤンデレキャラが好きでどこまで書いたら許されるのかびくびくしながら書いてますので、案外オリバーさんが受け入れられてホッとしてます(笑)更新頑張ります！ (2018年11月4日 20時) (
レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
りーあん(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！オリバーけっこう好きで、出てくるたびにうおおおってなってます！更新頑張ってください！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: 5c83230587 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - 宇宙領ロシア州さん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新時間がまちまちですみません… (2018年10月12日 19時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙領ロシア州 - いつも楽しく見させていただいてます！ (2018年10月12日 19時) (レス) id: e2e2848499 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - 抹茶さん» フランスさんじゃなきゃ、悪戯で済まなかったですよね(笑)大罪達も流石に全裸にされたら怯むと思われます(約２名省く) (2018年9月29日 19時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2018年9月7日 23時
