６の世界【嫌な予感(特大)】 ページ11
「嫌な事ばかり考えてたら士気が下がるし、とりあえず何か美味しいものでも食べて休憩しない？お昼とか食べてないし」
ハンガリーがニコニコと微笑みながら、続けて「グヤーシュスープとフランツィアクレーメシュ作ろうかな〜」と言う。
するとプロイセンが微妙な顔をして「お前が作るとこってりやら辛いやらそんな料理ばっかになるじゃねーか。自分がいっぱい食べるのか、やたら量多いし。いつか太るぜ？」と呟いた。
ハンガリー姉さんは笑顔で「貴方のだけ姿焼きにしてもいいのよ？好きな小鳥であるスズメにお望みの唐辛子をいっぱいぶちこんでね」と脅した。
「あわわわわわ…小鳥になんて仕打ちを…」
ぴるぴる震えるプロイセンを見て笑うハンガリー姉さま。プロイセンに日本の一部ではスズメを使った料理を出す店があったと言ったら、どんな反応をするんだろうか…
ていうか、太るというワードは出しちゃダメですよ。言い方を考えないとダメ。【気持ち悪くなっちゃうから控えた方がいいよ】とかさ。当たり障りなく言わないと。デリカシーないと思われちゃうよ。
案の定ハンガリーは「デリカシーないわねプロイセンは」とぷんぷん怒っていた。
「ダメだよプロイセンくん。もっと遠回しに…そう、アメリカくんみたいになるって言わないと」
「ロシア…お前はアメリカに失礼だぜ…」
いまアメリカが居なくて良かった…居たらまた喧嘩になってたよ。
とりあえずお昼用に仕込んでたパン生地を焼きに、キッチンへ行く。
(飯まず国を抜く)皆でお昼ご飯を作っている最中に白魔導師さんがやってきて、爆弾を落とした。
「私、はやまったかもしれない」
「え、なんの話？」
凄く嫌な予感がするけれど、訊かずにはいられない。
白魔導師さんは小さい声でぼそぼそ呟いた。聴こえないですよ！
何故か居たイギリス(飯まず国)とロシア()が、獣耳をくたりとさせた。何かヤバイことを言ったようだ。
ロヴィーノ(飯うま国)が教えてくれた。
「前に話してもらっただろう？えげつない変態女の話」
確かに前に白魔導師さんが呟いた気がする。
「人間でもまあ、普通に居るもんじゃからな。私も知っている中で凄いのがおるし。作ったウサギ耳を人間の耳を削ぎ落とし移植した狂人だ。スクミズに白衣を正装とし、痛みを愛する変態女だ。移植中も一切薬を使わず、全て自分でやったらしいぞ…だったか？」
記憶してたらしいプロイセンがそう呟いた。
いや、いや！その変態に何をやらかしたの爺さん！？
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ヴァーニャ(プロフ) - りーあんさん» 嬉しいコメントありがとうございます！私、変態＆ヤンデレキャラが好きでどこまで書いたら許されるのかびくびくしながら書いてますので、案外オリバーさんが受け入れられてホッとしてます(笑)更新頑張ります！ (2018年11月4日 20時) (
レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
りーあん(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！オリバーけっこう好きで、出てくるたびにうおおおってなってます！更新頑張ってください！ (2018年11月3日 21時) (レス) id: 5c83230587 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - 宇宙領ロシア州さん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新時間がまちまちですみません… (2018年10月12日 19時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙領ロシア州 - いつも楽しく見させていただいてます！ (2018年10月12日 19時) (レス) id: e2e2848499 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - 抹茶さん» フランスさんじゃなきゃ、悪戯で済まなかったですよね(笑)大罪達も流石に全裸にされたら怯むと思われます(約２名省く) (2018年9月29日 19時) (レス) id: 3ca6ab6753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2018年9月7日 23時
