５の世界【黒の領域】 ページ41
うぅぅ…何をやったら止められるんだろう…
今はお遊びでも、彼等大罪に本気を出されたらきつい。
我々は強いスキルをもらったとはいえ、人間である。国達はちょっと人と違う所あるし強いけど、人間から逸脱した強さは持ってない。…多分。
ていうかアレ？黒は何処に行ったんだ？
気付けば気だるげにマイホームの扉から顔を出していた。いつの間に逃げ込んだのだろうか…
黒は「ちょっとだらだらして回復しましたので」と言いながら、いつになくキリッとした顔で掌を前に突き出した！
「ニートになあれ！」
なんだその掛け声は！？
黒の掌から迸るニート光線(？)に当たったオリバーとルイスは、ふにゃりと倒れ込んでしまった。
黒を見ると爽やかな汗を流しながら「これで１０分ぐらいは時間を稼げますよ」と言い、更に何か発動した。
「ものぐさ移動！」
だからその掛け声はなんなの！？
くにゃんと歪んだと思えば、純和風の家に移動していた。
皆が黒を見る。
「漸く完成した我が城です。外は我が国の、街が広がってるらしいです。さらっ…招待した方に作ってもらいました。
大罪の支配する“星”には全てナイアーラトテップが面白がって不可侵の魔法を投与してますので、いくら大罪同士でも段階を踏まないと入ることすら出来ません」
「なら僕達は招待されたから入れたの？」
「そうですよロシア。支配人たる私が招待した人は入れますが、一時的な滞在しか出来ません。更には暫く招待出来なくなります。ナイアーラトテップがそうしやがりましたので、逃げ続けるのは不可能ですが…
此処にはひと味違う材料が沢山ありますので、大罪相手にも使える道具が作れるかもしれません」
材料と言われ回りを見てみると、やる気の空気とか楽しい気持ちとか書かれた謎の筒状の物が置かれていた。
「これはなんだい？」
「ああ、アメリカ。危ないから触らないで下さい。それは試験的に作らせたマヤクみたいなものなので」
「危ないよ黒！なんてもの放置してるんだい！？」
アメリカはとても丁寧に筒を戻した。
ていうか…
「「いっぱいありますね」」
あ、カナダと被った。
カナダも思わず呟いた通り、よくある和風の広い部屋の中には様々な筒が置かれていた。その筒の一つ一つに走り書きがされていて、しかも見た感じ書いた人は数人居るし黒の筆跡ではない。
「あの辺りのならオリバーを弱体化出来そうだな」
「ダメですよロマーノ。アレを弱体化なんて…1000でも足りませんよ」
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ヴァーニャ(プロフ) - 抹茶さん» 彼等は一人一人がフルレイドボスみたいなもんですからね。ただ彼等はじゃれてるだけなので危険性は低いのです。 (2017年12月14日 19時) (
レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ヤバい奴ら来ちゃいましたね…([∂]Д[∂]) (2017年12月14日 6時) (レス) id: ccfee82074 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» かーびぃさん甘くて美味しそうな見た目ですよね！そんな彼の☆にする機能、おもち達に多分きっと無い筈です…！ (2017年11月27日 22時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - ヴァーニャさん» バキューム・・・あれ？だったらカービーさんと同じなのでは？ (2017年11月27日 7時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» もち達美味しそうですよね！めりかもちとろしあもちだと逆に此方が食べられそうで怖いです (2017年11月27日 0時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2017年11月6日 2時
