５の世界【癖の強い仲間】 ページ28
魔王さんに軽く説明すると、少し及び腰になってしまった。
特に威圧感の強いスーさんに、常に危険な匂いが漂うイヴァンの二人と会うのが怖いらしい。大丈夫。スーさんは優しいから。
それに早々にフランスとカナダが来てくれたら喚ぶ必要が無くなるしね。スーさんの威圧感とイヴァンのサドっ気は敵に向けて下さい。
イタリアは緊張気味に、イギリスは気軽にほあた☆と召喚魔法を使う。
最初は誰かな…
「兄さぁぁぁん！！けっこぉぉぉぉぉん！！」
ベラ嬢だった！
ロシアは私にべたぁと張り付き、一生懸命小さくなって隠れようと涙ぐましい努力をし始めた。はみ出てるよ。
アメリカはゲラゲラと笑い、とても楽しそうだ。
そんな楽しそうなアメリカに近寄るアーサー。手にはゲロ…ちょっと茶色っぽく粘度が高そうな液体が入ったスープ皿を持っていた。
そのままアメリカに「なあ、アメリカ。腹は減ってるか？」と訊くアーサー。アメリカはちょっと青ざめた。
「い、
お腹の音。それのせいで何を言ってるか聞き取れなかった。相変わらず怪獣が住んでいそうな音だね。
アーサーは慈愛に満ちた顔で「良かったらこのコンソメスープを飲めよ」と、手に持ってたスープ()をアメリカの口に無理やり流し込んだ。コンソメの味するのかしら…あのスープ…
好き嫌いするなよとかアーサーは言っているのだけど…好き嫌いも何もないよ、あのほぼ固体化しかける程にネバネバしたスープは体に毒だよ。
イギリスとイタリアは悲惨な事態を気にせず、もう一回召喚魔法を使った。
なんと今度はぴったりフランスとカナダさんがやって来た！
二人に軽く事情を説明してお願いしている間、何やら悲鳴が聴こえるけど見てみぬふりをしておいた。
約三時間程経過して、ベラルーシとアーサーがふっと消えた頃…
走り回っていたロシアが、ベラルーシから助けなかった私を睨んでいた。
「なんでベラルーシを引き付けてくれなかったの？……フランスくん」
「うわ、八つ当たりきた！お兄さんあの子怖いからちょっと無理よ」
「無理な事をやるのがフランスくんでしょ？僕に犬耳と変なお洋服着せたりとか」
「地味に報復されてる！？いやいやいや、俺は無理難題なんてストライキするもん！」
「まぞでしょ？フランスくんならベラにも勝てるって」
「か弱い俺には無理だってー！！」
ベラルーシ、身体能力やばいもんね。殺されるわ。
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ヴァーニャ(プロフ) - 抹茶さん» 彼等は一人一人がフルレイドボスみたいなもんですからね。ただ彼等はじゃれてるだけなので危険性は低いのです。 (2017年12月14日 19時) (
レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ヤバい奴ら来ちゃいましたね…([∂]Д[∂]) (2017年12月14日 6時) (レス) id: ccfee82074 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» かーびぃさん甘くて美味しそうな見た目ですよね！そんな彼の☆にする機能、おもち達に多分きっと無い筈です…！ (2017年11月27日 22時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - ヴァーニャさん» バキューム・・・あれ？だったらカービーさんと同じなのでは？ (2017年11月27日 7時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» もち達美味しそうですよね！めりかもちとろしあもちだと逆に此方が食べられそうで怖いです (2017年11月27日 0時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2017年11月6日 2時
