５の世界【仲が良い？】 ページ25
ロシアはなんだかんだいって、アメリカを置いていく気はないのだろう。
本当に仲間を置き去りにするつもりなら、走って逃げずにシャドウ・ゲートを使うはずだし。
イギリスもそれに思い当たったのか、ただアメリカの反応を見て遊んでるロシアを見る。
熊耳はご機嫌に揺れ、追いかけてくるアメリカに「ダイエットに丁度いいんじゃないかな」と笑っている。
フォローすると、アメリカは別に言われるぐらい太ってなんかいない。ただ高カロリーなものばかり食べてるから揶揄られてるだけだ。
暫くおいかけっこをした後、飽きたのかロシアはアメリカに捕まって笑った。
「アメリカくん、走って痩せれた？」
「0.1�堋�痩せれた気がするよ…って何を言わせるんだい！」
「うふふ☆」
ちなみにロマーノ君は深く寝ているらしく、私達が帰ってきた時もまあるく丸まって、可愛らしい寝息をたてていた。
朝――
いつの間にか増えていたロシアを見て、ロマーノは寝惚けて人形と勘違いして触りまくった。
「うふっ…くすぐったいよ〜」
「き、ｷｪｪｪｪｪｪｱｧｧｧｧｧｧｼｬｧﾍﾞｯﾀｧｧｧｧｧｧｧ！！」
「うるさいよロマーノくん〜」
儚く倒れるロマーノ。ロシアは失礼だとぷんすこ怒っていた。
再起動したロマーノ君は、ロシアに謝ってから私の作った朝御飯を食べた。
で、魔王さん達にロシアを紹介したら、案の定魔族だと勘違いされていた。可愛い熊耳のせいだね。
でもアメリカは無駄に走らされた怨みでなのか、ロシアに小さく「ロシアは邪悪なオーラを発してるから魔の者だと思われてるね！」と囁いた。
「うふふ。その眼鏡かち割っていいかな？いいよね？」
「勿論いやなんだぞ」
仲良く互いの頬をつねるロシアとアメリカに、イギリスは呆れたように「似た者同士め」と吐き捨てた。
聞いてた二人は「「似てないよ！」」とハモり、更に地味な喧嘩をする。逆に仲良く見えるけどなぁ…
助けた子供達を誘導してマイホームから出すとき、私の手を掴んでご満悦のアメリカとロシア。
まるで捕まったエイリアンのような姿で、子供達を親達と再開させました。流石に恥ずかしかった…
子供達の証言により、私が単独で助けた話は直ぐに広まった。
それにより完全に態度が軟化した魔族達は、城下に居た嘘つき女を調査して真実を暴き、詰って火炙りにした…らしい。
完全に忘れていた上になんとも後味の悪い話だけど、嘘つき女のした事は、法律で死罪なんだと聞かされた。過激だわ…
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ヴァーニャ(プロフ) - 抹茶さん» 彼等は一人一人がフルレイドボスみたいなもんですからね。ただ彼等はじゃれてるだけなので危険性は低いのです。 (2017年12月14日 19時) (
レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - ヤバい奴ら来ちゃいましたね…([∂]Д[∂]) (2017年12月14日 6時) (レス) id: ccfee82074 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» かーびぃさん甘くて美味しそうな見た目ですよね！そんな彼の☆にする機能、おもち達に多分きっと無い筈です…！ (2017年11月27日 22時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
キル・桜鬼乱(プロフ) - ヴァーニャさん» バキューム・・・あれ？だったらカービーさんと同じなのでは？ (2017年11月27日 7時) (レス) id: 6c90db0fc9 (このIDを非表示/違反報告)
ヴァーニャ(プロフ) - キル・桜鬼乱さん» もち達美味しそうですよね！めりかもちとろしあもちだと逆に此方が食べられそうで怖いです (2017年11月27日 0時) (レス) id: ed671a183d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴァーニャ | 作成日時：2017年11月6日 2時
