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Aside
snr「…なぁ、Aさん、」
A「は、はひ…。」
先生の手が私の頬に触れる。
snr「愛しとるよ、…ごめんな、」
A「…。」
寂しそうに笑う先生。
snr「…んっふふ、顔真っ赤、いつものAさんはどこいったん？？」
A「せ、せんせ…。」
ちゅ、とリップ音がなる。
snr「…すき、大好き。」
A「っん、は、んぁっ、」
ちゅ、ちゅ、
snr「…かわええなぁ、Aさん。」
思いもしない甘い言葉。
いやらしく鳴る水音と先生の声。
次から次へと、聞きたくもない甘い音が脳を溶かしていく。
snr「…Aさん、」
A「ふへ…。」
snr side
snr「ん…？？」
朝。真横に愛おしい彼女の顔があった。
snr「…はぁ、」
あのまま襲えばよかった。理性がない本能に、身を任せればよかった。
「先生と生徒としていられない」
「嫌われるかもしれない」
「人として」
…昨日やらなかったなら、もう理性が切れることなんてないんやろうなぁ、
A「ん…。先生…。」
snr「…んふ、かわええなぁ、」
彼女の頭を撫でる。さらさらしてて、手に擦り寄る彼女が愛おしい。
snr「…ごめんな、A。…これで最後の方がええよな。」
寂しいとか、哀しいとか。
彼女の幸せを願うべき俺は、思ってはいけないんや。
ちゅ。
snr「へ、っ？？」
A「…その気にさせといて寂しいこと言わないでくださいよ。」
snr「A、さん…。」
A「…先生、付き合いましょ、私、先生いないとやだ。」
…その顔は反則やろ。
snr「…真っ赤やん、Aさん。」
A「…うるさい。」
A「…で、どーなんですか。付き合ってくれます？？」
上目遣いで、こてっ、と首を傾げる彼女。
snr「…んっふふ、ええよ、付き合お。」
数年後
snr「Aすきー…かわええ、」
A「…うるさいです。ばか。」
snr「んっふふ〜すき…」
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作者名：ほむぽん | 作成日時：2023年4月6日 1時
