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urtside
がちゃん、としまった扉を確認してベットに倒れ込む。
urt「あーかわいいかわいいかわいい…すきぃ…。」
間近でみたAちゃん可愛すぎる。本当好き。
urt「…Aちゃんは確か…小説とか難しい本が好きだったような…」
今度送ろう。そして俺も読もう。感想も聞いて,仲良くなって…
urt「んふふ…すき…。」
兄妹だから限界はあるものの,せめて兄としては好かれたい。
urt「…あー、なんで兄なんだろ。」
俺は恋愛的に好きなのにな、と心の中で神様を恨みつつ,今やるべきことを考えていた。
一週間後
urt「A!!」
A「へっ??、お、お兄様…」
urt「本、読んだ??」
A「あっ、お礼もせずに…申し訳ありません…。」
urt「あっ、ううん、大丈夫。」
A「全部読ませていただきました。とても良い本ですね。」ニコ
urt「本当!?俺も読んでみたんだ。あそこ、おもしろいよね、」
A「へっ、あっ、はい!!えっと…その…」
かわいい。怖いだろうに必死に言葉を探して伝えようとしてるところがとてつもなく可愛い。
urt「…んっふふ、喜んでもらえてよかった、」
彼女の幸せが俺の幸せ。こんどはAに絵を描く水彩絵の具でも送ろうと意気込んでいた。
urt「…すき、好き好き大好き,かわいい…」
そんなこんなで、
一年後
A「あっ、おにいさまっ!!」パァァァ
urt「〜っ!!」
心を開いてくれるまでに一年かかったものの、Aは俺を好きになってくれたらしい。
…かわいいなぁ、本当、いつも社交的じゃなくて,びくびくしてるかわいいA、なのに俺と2人だけになると可愛く駆け寄ってきて「怖かった」と抱きついてくる。…まじで天使過ぎる。
urt「ふぅ…きっつ、」
俺もお稽古や勉強や仕事にも慣れてきたが、やはりまだ辛い。そんな時は,
メイド「おかえりなさいませぇうらた様!!」
urt「…あぁ、ただいま。」
A「お兄様ぁ!!」
urt「おわっ、A、危ないよw」
A「おかえりなさいませ!!お疲れ様です〜♡」
urt「あー…かわい…。」
A「??」
urt「なんでも。俺の部屋くる??」
A「!!、いいんですか!?」
こうして天使の笑顔で癒されるに限る。
urt「…んっふふ、かぁわい、好きだよ,A。」
A「えっへへ、私です、お兄様♡」
いつの日か,「兄妹」を超えてでも君と、永遠の愛を誓いたい。
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作者名:ほむぽん | 作成日時:2023年4月6日 1時