私、結婚します。 (ページ4)

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第４話ページ4

prrrrrrr...

不動産屋に向かっている途中

親友のユリから電話があった

「もしもし、私」

ユリ「この時間に電話に出るなんて珍しいね
　執筆おわったの？」

「うん、そうなのよ、でもちょっと今緊急事態で・・・」

ユリ「なに？！なんかあったの？
　あー、ごめん、今バイト中でそっちいけなくて・・」

「ううん、大丈夫、早急に引っ越さなきゃいけなくなって
　今不動産屋に向かってる途中。」

ユリ「そうだったのね、何かあったらいつでも言って！
　彼氏に私も相談してみるね、いい物件があるかもしれない」

「いつも迷惑かけるわね、ありがとう、ユリ」

ユリ「いいのよ、気にしないで。
　バイト行ってくるね」

「うん、ありがとうねー」

ユリは、田舎から一緒に上京した親友の一人だ

人懐こい性格で周りからも好かれている

不動産屋について、扉を開けると
優しそうな少しぽっちゃりしているおじさんがいた

おじさん「いらっしゃい。独り暮らしかい？」

「ええ、そんなんです。」

おじさん「予算はどのくらいですか？」

「９万ウォン以内の賃貸とか、、、ありますか？」

おじさん「んー、そうだね
　あるよ、この近くかい？」

「はい、できればこの近くがいいです」

おじさん「わかった、ついておいで、案内してあげよう」

今のアパートを探すときも、９万ウォンの賃貸なんてなかったのに
本当にそんなに安い物件があるのだろうか

不安と期待を胸に、おじさんについていった。