私、結婚します。 (ページ3)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,673 hit

第３話ページ3

洗濯、掃除機、洗い物、ごみの分別

あらかじめ回しておいた洗濯機が終わったことを知らせた

弟にしては珍しく、昨日のうちに洗濯物を
洗濯機の中に入れていた

ボタンを押すだけで洗濯が終わるなんて
未だかつてなかったのに

弟も成長したのだ

洗濯物を干していると、女物の下着が出てきた

「わたしこんなのもってたっけ・・・？」

自分の胸に当ててみるが、私のものよりも少し大きい

「あいつ・・・」

「こら！！！テヒョンア！！！！！！！起きなさい、ドア開けなさい！！！！」

ノックを連打してみても返事がない

「開けるわよ！！！！！！テヒョンア！！！！！！！！」

ベッドのそばまで行って布団をはぐ

「こら！！テヒョン・・・ア・・・」

見えたのは裸で寝転ぶテヒョンアと女の慌てる姿だった

「えっ、ちょ、え？きゃーーーーーー！！！」

TH「ヌナ！？かえってきてての？！え！？待ってヌナ！！！！！！！」

思わず走って家を出た

男と女の裸で連想されるのはアレしかない

２６歳独身彼しない歴＝年齢の私には刺激が強すぎた

後ろを振り返るとテヒョンアが追いかけてきている

焦っていたせいか、服が前後ろ反対だ

「あっ、、！」

そんなことを考えていたからか、思い切り転んでしまった

TH「ヌナ！！！！！大丈夫？！」

「大丈夫だと思う？！私が出ていくわ、そうよね、私がどこか探すわ」

TH「ヌナの家じゃんか！別に俺たち、大邱の実家に帰ってもいいんだしさ」

2人で実家になんか帰ってみろ

家父長制の父は、何かあるとすぐちゃぶ台をひっくり返すし

お母さんは何も言わず部屋に引きこもるに決まってる

「そんなのだめに決まってるでしょ、私が何とかするわ」

TH「そんなのだめ！一緒に住もうよ、ね？ね？」

「二人の愛の巣に私がいれる訳ないでしょう！？」

ああどうしよう

お金も家もなくなってしまう

取り合えず、不動産屋に行ってみることにした