【ｲﾅGO】幽霊【霧野蘭丸】 (ページ8)

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8ﾄﾞｯﾍﾟﾙｹﾞﾝｶﾞｰとﾋﾟｴﾛページ8

狩屋「いやぁまさか先輩が来てくれるなんて思ってもなかったですよ」

霧野「まぁ、神童に、頼まれたことだしな」

霧野「それ、で？何で今日休んだんだ？調子悪いのか？」

狩屋「え？」

彼はその一言だけ発した。

目をまん丸く開き

何をいっているんだ？とでも言いたそうなそんな顔だった。

霧野「なん...だよ？」

狩屋「いやいやいや！先輩にはもういったじゃないですか！！！」

霧野「俺は今日お前に会うのはこれが初めてだぞ？」

狩屋「はぁ？じゃぁ朝あった先輩は何なんですか」

朝？俺は河川敷に居た。

ましてやこいつなんかに会ってもいない。

霧野「何いってんだよ？天馬とでも間違えてんじゃねーの？」

狩屋「....ほんとに覚えてないんですか？あんなに長い話をしたのに」

霧野「ドッペルゲンガー...」

俺の頭にその単語が流れた。

狩屋「先輩、そーいうの信じちゃうタイプですか」

少し見下すようにこいつは言った

こいつ.......

狩屋「ま、いいや。また話しますよー。」

霧野「頼む」

狩屋「先輩の近くに最近変なのが湧いてます。いや、そんな気がするんです。そいつの正体を調べるために俺は今日色々なところを調べてたんですけどね何もいないし何も見つからないしで的外れだったみたいです。」

霧野「湧く？それは霊的なものか？」

狩屋「ねぇ、先輩」

俺が下を向き考えてたら

こいつは血相を悪くした

狩屋「さっきまで、誰とい、いたんです、か？」

その言葉は途切れ途切れだった。

霧野「ああ、まぁ、知り合いだけど。」

狩屋「前、一緒にいたっていってた人ですか？河川敷の....あの...」

霧野「そうだけど、どうした？」

狩屋「見てる」

狩屋「帰ってください！！！！！！！！！！！今すぐ！！！！！！！！！！！！！！あいつもつれて！！！！！はやく！！！！！！！！俺まで巻き込むんですか？！？！？」

いきなり狩屋は叫び出した。

霧野「何いって....おい、落ち着けよ」

狩屋「う...。。窓........」

霧野「窓？」

俺は窓の外を見た。

霧野「え」

・

・

A「あはは」

そこには一人、彼女がいた。

まるでピエロのような薄ら笑いを浮かべてこちらを見てる。