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神子田side___










allinアジトで発砲通知。allinともなるギャングがサプレッサーつけ忘れるわけない。ボブキャット起きてるけどそんなの無視してAがいる可能性がある方向へ向かった。



パトカーから降りてインターホンを連打する。出ろ、出ろ!!!



ガチャ、と開いたと思えば不思議そうな顔をした無馬かな。










神子田「……な、しま?」



無馬「?珍しいね神子田」



神子田「……Aは?」



無馬「A、?あぁ神子田も猫宮さんのこと探してたんだ?」



神子田「え、?」



無馬「猫宮さん、さっき迎えが来て……あぁ、ほらあそこ」



神子田「は、」










無馬に指さされて見た先は俺が1番見たくない光景そのものだった。










______________________________










猫宮side___










MonD「Aいたい?」



『やめ、て』



MonD「まだ喋れるの?すごいねAallin入ろ?」



『入んない、』










わたしがMonDの嘘に気づいたのが不快だったのか、あれから2.3発は身体の中にぶち込まれた。死にそうなくらい痛いのに死ねない。この世界は死なせてくれない。だからMonDはこうやってわたしで遊んでいるんだろうけど。



呼吸を整えるのと喋るので精一杯なわたしは痛みをどう和らげたらいいかなんて考えれずに目の前がだんだんぼやけてきた。



……あ、ボブキャ起きてる、行きたいなぁ。ピーピー、と鳴る通知に期待を馳せながら目を閉じる。身体中が痛い。



ふーー、とゆっくり呼吸をして自分を落ち着かせた。落ち着かないと、そんなことを考えていれば急にドタドタ!!!と大きな足音がわたしの耳に響いた。



床に耳つけてるから余計うるさい………










MonD「あ、迎え来ちゃったAじゃあね」



『え?』



??「A!!!!!」










MonDが窓から飛び降りたと思ったらバタン!!!と勢いよく開かれた扉。視線をそちらに移せば肩で息をしているわたしの同期_____猫マンゴーがそこに立っていた。



マンゴーはA、A、とわたしの名前をお母さんが居なくなった子供のように繰り返して横たわっているわたしの隣まで来てくれた。



マンゴー、汗かいてる。マスクの隙間から見える首元は汗が流れ落ちてそのまま服に吸い取られる。あぁ、着替えないと風邪ひいちゃうよ、マンゴー。



もうすで限界なわたしの身体はマンゴーが来て安心したのかそのまま意識が途絶えた。

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作者名:ふゆ | 作成日時:2024年4月14日 15時

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