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MonD「襲撃してやr」










襲撃してやる、と言いかけてプリズンに送られたMonD。まぁ自業自得ってやつだよ。かなりごねたMonDは神子田が無理やり押し切っての100億罰金になった。



切符切るのAがやっていいよって言ってくれたからこっそり1億で切ってあげたけど次やったらほんとに許さない。200億で切ってやる。



わたしの隣でMonDがプリズンに送られるのを見届けた神子田はMonDが居なくなった瞬間わたしの目の前に立ってむすっとした表情でわたしを見た。



また怒タイムの神子田だ。今日1日でわたし色々やってるもんなぁ。そりゃ怒るのも仕方ない、










神子田「報連相って知らんの?」



『報告連絡相談!』



神子田「それができてないのは?」



『………誰だろ』



神子田「間違いなくパイセンだよ」



『で、でも!!相談はした!!』



神子田「残り2つができてなきゃ相談しても意味ねぇよ」










そう言ってわたしの頬を抓った神子田。いたぁい、あほ面になったわたしを見てふ、と笑う神子田はいつも見る少し子供っぽい神子田とは違って大人っぽい神子田だった。



目を細めてわたしのことを見る神子田はいつもと違うせいかわたしの心臓を多動にさせた。



心臓に対して落ち着いてくれ……と祈っていれば急に神子田の顔が近付いてそのまま頬からリップ音。



ぇ、と間抜けな声を出せばいつもの子供っぽい顔で消毒!!と言って走り去った。



今の神子田子供っぽかったのになんでこんな心臓うるさいの……



うるさい心臓を頬を抑えてその場に座り込んで静まるのを待った。











______________________________










あれからしばらく経っても神子田がわたしにキスした意味が分からずにお互いなんだか気まずいままでいた。



というかわたしがただ一方的に気まずがってるだけ。神子田は普通に話しかけてくれるし、なんなら今までより甘やかしてくれる。



やばい神子田のこと考えてたらまた心臓うるさい………。



大型続きで緩んだ髪をまた高く結って気持ちを入れ直す。大丈夫、今は警察、市民対応だけ考えてればいい。
ふぅ、と一息ついて本署の駐車場に足を運んだ。











??「A、待って」










わたしの心臓はやっと静まったというのにうるさくさせた張本人のせいでまた一段とうるさくなってしまった。

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作者名:ふゆ | 作成日時:2024年4月14日 15時

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