猫は気まぐれ【stgr】 (ページ12)

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ももみ「それより聞きましたよAちゃん！！

　自分が一大事だっていうのに1ピンしか刺さないなんて！！！有り得ない！もっと大事にして！！！」

『ごめんねぇ、ももみちゃんチョコ買ってあげるから許して』

ももみ「許さない！！！！！」

『ごめんね、そんなに怒んないで？』

ももみ「次こんなことしたら治療してあげないからね！」

自分より何個も下の救急隊ちゃんにしっかりと釘を刺されてぐうの音も出ない。相当心配してくれたのかわたしに抱きつきながら怒る姿に微笑ましく思いながらその頭を撫でた。

小学生なのに相変わらずしっかりしてるなぁ、、ポッケから出したいちごスムージーを飲ませて落ち着かせる。半泣きだし………、可愛いなぁと思いながらしゃがんでももみちゃんとしっかり目を合わせた。

ｽﾞﾋﾞｯ、と鼻を鳴らすももみちゃんは意外と年相応の性格らしい。

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ベッドに伏せて寝ている神子田を起こさないよう抱えてももみちゃんに警察署にまで送って貰った。ほんとはAちゃんの方が寝るべきなんだよ！！？とまたぷりぷりし出したのを笑って流してお礼を言う。

もう！！と言いながら頑張ってねなんて言ってくれるももみちゃん。ツンデレなのかなぁ。

さて、と息をついてこの抱えている後輩をどこで寝かせようかと悩む。仮眠室とかあったらいいのに。署長に申請してみようかな。

そう考えながらつぼ浦がだいたい常駐しているソファまで運んでそこに寝かせた。にしてもなんでこんな本署誰も居ないんだろ。事件？

備品室から取ったタブセットを操作して事件通知を見てみるも特に何も起こってない。stateを見ても12人は警察が居る。………？残りの10人どこ、？

あ、GPS見ればいいのか。そう思ってマップを開いて警察の青いGPSを探す。えどここれ………。だしこれ何人集まってるの、？ヘリで見に行こうかな。あでも神子田居るから無理か。

わたしの目の前で寝息を立てて寝る神子田に視線を移してまた写真を撮った。

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Noside___

いつもサイレンが鳴り止まない都市。ロスサントス。今日は何故かよりサイレンが多い。そのサイレンの元は街中を法定速度を超過して勢いよく市民の車に突っ込んだ。

猫「MonD確保！！！おい早く護送！！！」

サイレンの次はそんな声が街に響き渡った。