雷門に来たシードは豪炎寺の義弟でした２【イナGO】 (ページ41)

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７６話　未来からの使者　ページ41

「君は‥‥?」
「僕はフェイ。フェイルーン、サッカーを守るために未来から来たんだ。」
天馬の問いにフェイという少年は答える。
(発言だけなら一蹴にしたいところだが、アルファという不思議な男と飛んでる車を見れば信じざるを得ないな‥)

「‥何者かは知らないが我々の邪魔をするならサッカーで勝負をつけさせて貰う。来い。」
アルファがそう言うとアルファの後ろから次々と同じ格好をした人間が現れた。

「サッカー勝負なら負けないさ!行こうA。」
「いやいやいやこっちの人数を考えろよ。あっちは11人、こっちは3人だぞ。」

「いや、4人だ!」

その声のする方にAが顔を向けると、そこにはー

ー青色の熊がいた。

「‥‥あんた誰?」

「よくぞ聞いてくれた!私はワンダバ!4人目の戦士だ!」

「サッカーできるのか‥?」

「できない!!」

(なんだこいつ‥。)

「A、大丈夫。足りない人数なら。ほら。」
フェイがそう言うと、フェイと似た髪色だが、性別、体格が様々な人が現れる。

「フェイ、これは?」

「これはデュプリ。化身の応用だと思ってくれればいいよ。」

「取り敢えずこれで人数の問題は解決したというわけか。」

続く。
次回、試合開始です。