雷門に来たシードは豪炎寺の義弟でした２【イナGO】 (ページ14)

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６１話　新キャプテン　ページ14

「違和感は…この前の試合からあったんだ…。」
「神童!じゃあなんで！！」
「わかるだろ！！」
神童に気負され、霧野は声を詰ませる。
(まぁ…そうだろうな。決勝戦というのもあるが、キャプテンだからこその責任感が無理をさせたんだろう。)
皆が暗い顔をする中、神童が皆に向き直る。
「皆…すまない。どうやら俺がプレーできるのはここまでみたいだ…。それと、天馬！」
「はいっ！」
「キャプテンはお前に託す。」
「はい!わかり……ってええッ!?」
神童からのキャプテン指名に一瞬、皆がざわつくが、それでも全員納得した顔に変わっていった。
……ただ一人を除いては。

「神童先輩！俺にはキャプテンなんて無理ですよ!霧野先輩とか三国先輩とか俺よりキャプテンに相応しい人はいっぱいいます!」
「…だそうだ。皆はどう思う？」
「俺は俺より天馬がキャプテンで良いと思うぜ。」
「ちゅーか神童の次のキャプテンは天馬だと思ってたし。」
「天馬から始まった革命だしな。」
「右に同じ。」

「……！わかりました！任せてください！神童先輩！！」
「……任せたぞ!」

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後半に向けたミーティングが終わり、雷門イレブンがベンチに戻ってくるとー

ー相手チームのメンバー全員が変わっていた。

「なんだよ…これ…。」

次回決勝戦後半スタート！