雷門に来たシードは豪炎寺の義弟でした２【イナGO】 (ページ45)

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８０話　再戦ページ45

「‥どうやら本気で僕たちを倒しに来たみたいだね。」
「大丈夫だフェイ！あんな奴らに俺達は負けない！」
少し焦りを覚えているフェイを円堂が励ます。

(この人本当に距離詰めるの早いな‥‥。だが、厳しい戦いになりそうだ。フェイのデュプリもフェイへの負担が大きいしフルで持つか持つか解らないし、円堂さんもまだイナズマイレブンの再来と呼ばれる前だ‥‥大丈夫なのか？)

マインドコントロールモード

ーAがそんなことを考えていると、アルファが審判役として一般人を連れてきた。
(あの人も大変だな。)

ーーーーーーー

「さぁ!雷門対エルドラドチーム01との試合を始めます!」

「その試合、俺も混ぜてもらってもいいかな？」
A達が声のする方向を見ると、そこにはー

「剣城！」
ー天馬の言う通り剣城が居た。だがー
(剣城‥‥なんか少し大人びていないか？‥まさか少し未来の剣城とか？)

「天馬君。僕はキミが知っている剣城京介ではない。京介の兄、優一さ。」

「剣城のお兄さん？」
「‥でも剣城のお兄さんは確か‥。」

「そう。本来足を怪我している筈さ。僕は別の未来から来た優一なのさ。」

「別の未来？」
天馬に状況を説明するのをフェイに任せ、Aは優一に話しかける。
「優一さん何故ここに？」
すると優一さんはワンダバを指さした。
(あーそういう事か。)

ーーーーー
「さぁ！改めて試合が始まります!」

「助っ人が一人来たところでお前達の敗北は変わらない。」
試合開始早々アルファ達が速攻でA達の守りを躱していく。

「シュートコマンド01」
アルファがゴールに向かって高速のシュートを打つ。
(まずい‥。)
Aが失点を覚悟した時。

「ゴッドハンド！！」

円堂守の代名詞とも言える技がアルファのシュートを止めていた。

「ゴッドハンド…だと。」

続く
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