おかえり、青春 (ページ33)

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ﾗｲﾝ

「、携帯なったよ」

『ん？あ、うん』

ディスプレイには

“壱馬”の文字

『…壱馬？？』

「…え、」

壱馬：明日か明後日飲みに行こうや、暇やろ。

『言い方～、』

久々に誘われたかもしれない。

去年とかは結構行ってたけど、最近はほとんど会ってなくて

この間集まったので久々の再会レベルだったから。

『んー…どうしよっかなー…』

「なに？飲もうって？」

『うん』

北人をひとりにするのは、少し心配だ。

『でも、北人が、
「２人で、飲むの？」

『え？あ、うん。たぶんね。』

「…壱馬も一途だな～本当」

『なに？』

「いや、こっちの話」

どうしたらいいだろう

北人をひとりにしても、とくに問題はないんだろうけど

なぜかすごく心配。

『北人、どうする？？』

「…どうして欲しい？？」

『んー笑』

「A帰って来れなさそうだし」

『帰って来れるわ笑』

「いや、飲みまくってベロンベロンだね。」

『んなわけないでしょ笑』

行かない方がいいかな…

この感じ、なんかひとりにしちゃダメなような気がする。

『わたし、「行っておいでよ。」え、』

「行かない理由なくない？笑」

『まぁ、確かにそうだけど…北人ひとりになっちゃうし』

「子供じゃないんだから笑」

『子供でしょうが』

「宮崎吉斗くんはどうにかなります」

『ほんとに？？』

「本当だって笑」

『だってなんか寂しくてひとりで泣いてそうだし』

「お子ちゃまじゃんそんなの」

『え？北人お子ちゃまじゃん』

「はぁぁ？？？？？」

『ほら、そういうところ笑笑』

と、壱馬にLINEを入れた。