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しばらく、北人の目がわたしを捕らえたまま離さなかった



「…はぁ、ごめんA」


『…え、』



押さえつけられてた手が解放されて
背中に感じていたソファーの感覚はスッと消えた



と思ったら北人に抱きしめられた




「いきなり、ごめんね」



『…どうしちゃったの、?なんかほくじゃないみたいで
「心配、だったの…」



「他の男のものになってるんじゃないかって、あいつのLINE見てちょっと…かなり焦っててさ。ごめん」




どういうこと?
なんで北人がそんなこと気にするの??


また期待しちゃうじゃんばか。



昔から、期待だけさせるの
ほんとに悪い癖だと思う。




「…風呂、沸かす?」


『あ、うん。』





なんだかとてもぎこちなくて
2人とも探り探り会話してる。



それが少し、面白い


『ふふふ笑』


「、なに笑ってんの」


『なんか面白くなってきた笑』


「はぁ?笑」




いつまで、一緒にいられるんだろ

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作者名:いちこ | 作成日時:2020年2月15日 23時

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