おかえり、青春 (ページ11)

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『それより、みんな仕事とかどうなの？』

唯乃「たしかに！！全然その話にならない笑」

翔吾「俺はー、ダンスの講師続けてるよ。正社員にしてもらえてアーティストのバックで踊ったりしてる。」

『へぇ！今度テレビ出る時教えてよ！見る！見たい！』

翔吾「Aわかんなそぉ！笑」

晴季「たしかに笑」

壱馬「俺も、空手の師範続けてる。最近はアメリカとかから呼ばれたりしてるし、まぁまぁ上手く行ってる。」

『やっぱり空手似合うよね！』

翔吾「いや、壱馬の見た目で空手とかチートじゃん！」

晴季「あー、わたしはねー…ブランドの専属デザイナーになれて、そこでコツコツ頑張ってるとこ笑」

唯乃「この前わたし晴季のとこの服買ったよ！晴季のかな？？」

晴季「そうかも笑」

唯乃「あ、わたしは～、前と変わらず雑誌の編集頑張ってる笑」

『わたし毎月唯乃のとこの雑誌買ってるよ！』

唯乃「売り上げに貢献しただけでありがたい笑」

『わたしも前と変わらず保健室の先生してる笑意外とちゃんとやってるんだからね！』

壱馬「なんでこっち向いて宣言してんの笑」

『疑うじゃんいっつも！』

壱馬「は？笑」

晴季「吉斗さんは？なにしてる人なんですか？」

「俺はー…普通にサラリーマン」

翔吾「えー、意外」

ほんと、無難なところ攻めていく感じが鼻につく、
なんか腹立つ。
芝居がうまくてなんか腹立つの。

壱馬「はー、北人はなにしてたんやろ」

晴季「保育士じゃない？」

翔吾「いや、あのベビーフェイス君が保育士してたらママさんたち恋しちゃうやろ」

唯乃「それ絶対あるわ笑」

今さっき、サラリーマンと言いました。
この人は、サラリーマンと言いました。

北人の方を見ればニヤニヤしてる。
悪い顔。

『北人なら、他の先生方にお世話されてそう笑』

壱馬「たしかに笑」

また北人の方を見れば少し怒っている。
赤ちゃんみたい。