服 ページ8
.
本物だ、と喜ぶ女の子たち。
分かってるよ、君らの目的はこのうるさい、
「私Aちゃんの大ファンです、！」
「え、うそ、ありがとうございます」
……吉野じゃなかった。
「Aさん照れてる」
「吉野うるさい」
「んふ」
「私北人くんのファンなんです！」
「やったぁ、ありがと」
くっそー、こっち見てニヤニヤしやがって、このクソガキ吉野。
3歳下のくせに生意気な……。
「吉野の顔うるさいよね、ごめんね？」
「いえいえ、2人の絡みがすごい好きです！」
「私たち2人でよく2人のイチャイチャ動画見てます！」
「ありがと、イチャイチャはしてないけど今日も無理やり連れてこられて付き合ってあげてたの」
「なっ、Aさん酷い！」
「はぁ？ホントのことでしょーが。」
「……否定は出来ないですけど、」
女の子たち2人はそんな私たちを見て、なんか泣いて喜び始めた。()
「泣かないでよー、(笑)」
「もうなんか、ありがとうございます、」
「5秒で答えての絡みが最高でした、」
「んふ、ありがとね」
何となくざわつき始めたところで、女の子たち2人と別れた。
吉野に服を持ってもらっちゃって、オシャレなバーガーショップに入ってオシャレなランチ。
「今度は僕が奢りますから。財布しまってください」
「えー、年下に払わせるのって嫌じゃん」
「いいからしまってください」
何がなんでも私に払わせようとしない吉野。
……やっぱり可愛いなぁとか思っちゃったりして。
こんなこと言ったら絶対調子乗るから言わないけど。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1630人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：L
| 作成日時：2020年3月27日 21時
