IYASHI BOYZ ページ16
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「あー癒し。どっかのアホとは大違い」
「んふふふ」
はぁい。
ご察しの通り、今は年下ちゃんたちに癒してもらっております。
誰かわかるかな？ヒントはランペじゃないよ。
さすがにいつも一緒にいるヤツらは癒しじゃない。
まぁまこも龍ちゃんもたっくんも可愛いけどね。
昂秀はアホと同類。(え By昂秀)
答え言っちゃう？答えはねぇ。
「ほんとに可愛いねぇ、利樹ちゃん」
「んふふ」
「よしくんも私好きだよ」
「へへっ、ありがとうございます」
「よっしー顔でれっでれ」
「竜太くん嫉妬しないの」
「してないです！(笑)」
私の右隣には20歳なりたての利樹ちゃん、左隣にはパワフルボイスをお持ちのよしくん。
そう、BALLISTIK BOYZの楽屋に遊びに来てます。
可愛いんだよみんな。
まさなんて何歳差？19、20、21、……。
うわ、8歳だって。びっくり。
いいねぇ、周りにイケメンが沢山いるって。
私の心は浄化されまくりだよ。ありがとうね。(？)
「あ、そうだ。みんな甘いもの好きですか」
「「「大好きでーす」」」
「ぷれぜんとふぉーゆー。あと利樹ちゃんの遅めの誕プレも」
「え！やったぁ！ありがとうございます！」
バリちゃんたちのために買ってきた、ちょっといい所のシュークリームを机に広げる私。
みんなのお目目がキラキラしてる。可愛いよ。
「はぁ、そろそろクソガキがボイトレから帰ってきて私を癒しから地獄に連行されそうな時間だ」
「北人さんってそんな存在なんですか？(笑)」
「あの子悪魔だよ。知らなかった？」
「知らなかっ」
「Aさんんんんんんんっ！迎えに来たよっ！」
「ほらきた、悪魔」
「え？悪魔？誰？」
「君だよ」
どういう意味？とマヌケな顔して聞く吉野。
くっそ。憎めない。()
「じゃあね、利樹ちゃんお誕生日おめでとう。まさ、今度ご飯作ってね」
「ありがとうございます！」
「ねぇAさん、俺の誕プレは？」
「あれ？あげてなかったっけ」
「Aさんその日どっかいってたじゃないですか！」
「じゃあクローゼットに眠ってるかも」
「酷い！」
「「「(仲良しか)」」」
利樹ちゃんお誕生日おめでとうね。
バリの癒し担当じゃなくていいからいつかは私の癒し担当になってね。()
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作者名：L
| 作成日時：2020年3月27日 21時
