検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:1,779 hit

楽しい ページ9

·

待ち合わせの10分前。気合入れすぎかな、なんて思いながらお店のショーケースに反射する自分を見つめる。

どうしよう、今日の私可愛いかもしれない。




『緊張...してきた』




お化粧...普段しないけど動画とか雑誌見ながらやってみたし...

濃くないかな...可愛いかな。

何度も何度も鏡を見直しては不安になる。




隼「Aちゃん?」

『わぁあ!隼くんおはよう!?!?』

隼「おはよう笑え、ちょちょ、落ち着いて?」

『ごめん、落ち着く...』




どどどうしよう、引かれたかな。ちら、と隼くんの顔を見れば少し困った顔。

え、なになに




隼「Aちゃん、いつもより可愛くてびっくりしちゃった。」

『か、かわ、可愛いですか!?』

隼「う、うん。すごい可愛い笑」




どうしよう、隼くんにまた可愛いって言われちゃった。録音すれば良かったかも...

1人で勝手に舞い上がっていると隼くんが行こかって手を引いてきた。

これ、手、繋いでるよね...どうしようまた、胸が苦しい。




·


『ここ、クレープ屋...さん?』

隼「そう!運動の前に腹ごしらえしよーよ!」

『んんん?こういうのは運動終わってからなんじゃ??』

隼「細かいことはいーの!決まった?」




隼くんって意外とおデブ気質...?か、かわいい!ギャップ萌えってやつかな...可愛い。

そんなこと考えてたら隼くん、勝手に頼んじゃってしかもお金まで払ってる。





『おか、お金出すよ!』

隼「いーのいーの。あ、Aちゃん、ココア好きだったよね?これ、ココアの生地のチョコクレープなんだ。」

『え、ありがと...』




覚えてたんだ...そんなこと。

些細なことなのに嬉しくて嬉しくて仕方なくてまた、胸がキュってなって。

恋って楽しい...なんて思ったりして。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←わくわく



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於 , 小森隼
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ほくろ | 作成日時:2018年12月30日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。