#34 ページ34
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『え。』
樹「あ。」
樹と道端でばったり。
大学の帰り道です。
と、いうことは？
樹「このあいだ、あのあと大丈夫だった？」
『え、あ、はい、大丈夫…でした』
今はAちゃんです、はい。
目があった瞬間、にっこりした笑顔で近づいてきた樹。
お願いだからこっち来ないで、！
なんて願いは叶わず、満面の笑みで話しかけてくる。
忘れたフリをしよう。
なんて思いは、樹のまっすぐな瞳に打ち消された。
私の目線に合わせて話しかけてくる。
悔しいけどかっこいい。
樹「また一人で歩いてたら危ないよ？」
『大学の帰り、、なんで』
樹「大学生なんだ！あ、そうだ。君名前は？」
『えっと、Aです』
樹「Aちゃんか。俺田中樹ね。」
こんなに簡単に自己紹介しちゃっていいものだろうか。
ただただ樹を警戒中。
樹「もしかして、俺のことも警戒してる？笑」
『え、あ、いや、あはは』
樹「Aちゃんって嘘つけないのね(笑)とって喰おうなんて思ってないから(笑)まぁ仲良くなりたいなぁ？とは思ってるけど」
連絡先交換しない？
そう言われて戸惑う。
『あ、いや、えーっと、スマホ、家に忘れてきちゃったみたいで…』
樹「そうなの？笑 んー、じゃー、はい。これ俺のね。」
樹に渡されたのは小さな紙切れ。
そこには樹の連絡先。
『え、あ、はい。』
樹「じゃー、連絡待ってるね！俺これから仕事だからもう行かなきゃ！ばいばい！」
そう言って走って去っていく。
どうしよう。これ。
ってまって。
いま、樹、仕事とか言ってなかった？
スマホで時間を確認。
『やっば！』
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ヒヨリ - こんにちは！ドS王子のほうでもコメントさせていただきました！どちらもおもしろくて最高です！ (2018年12月2日 20時) (
レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 雄也Loveさん» こんにちは！ありがとうございます！男装ものってあまりないよね？って思って書き始めました(笑)更新がんばります！ (2018年12月2日 20時) (レス) id: c3d40b923e (このIDを非表示/違反報告)
雄也Love - こんにちは!初めて男装物の小説を読みました。とっても面白くて、ハマりました。更新頑張って下さい! (2018年12月2日 14時) (レス) id: daf4ebc037 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - ひかりさん» ありがとうございます！私も自分で書いてて、じれったいなぁ！なんて思ってます(笑) (2018年11月20日 8時) (レス) id: c3d40b923e (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 面白すぎます！これもう、メンバーに女って言って北斗とくっついて欲しいっす笑 (2018年11月20日 3時) (レス) id: ff1c992370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星
| 作成日時：2016年7月12日 10時
