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それからまた週末がやってきてレッスン。
今日こそは逃げ出さない！って意気込んでレッスンを受けるんだけど、やっぱり振り付け師さんに注意をされて。
周りのJr.から置いてかれて。
レッスン後、周りはそれぞれ支度して帰る中、振り付け師さんにお願いして、レッスン室を開けてもらった。
よし。
一人で鏡の前に立ち、今日の復習。
なかなか上手くいかなくて、なんでこんなことも出来ないんだろう。って自分自身に苛立ち。
ちょっと休憩しようって思ってケータイを見ると、みっちゃんからメッセージが。
【お疲れ様。レッスン頑張ってる？】
その一言だけでもちょっと心が和らいで。
こないだのみっちゃんとの会話を思い出した。
そうだ、ダンスを楽しまなきゃ。笑顔で。
そう思い直してもう1回音楽をかけて一通りダンスをする。
やっぱりところどころ上手くはいかないけど、ダンスをしてることがすごく好きだなって実感できて。
『あー楽しい！よし！もう1回！』
遅くまでずっと練習してた。
毎週のようにレッスン後一人残って練習してて、日に日に体力もついてきて、みんなのレッスンにもだんだんついていけるようになってきてて。
そんなある日、今日も遅くまで一人練習しようとしてた。
だけど、この日は違った。
「瑞希」
名前を呼ばれてパッと振り返れば
『…北斗くん』
社交的ではない私はなかなかJr.の仲間ができなくて。
そんな中最初に声かけてくれたのが北斗くん。
入所したばっかのときはすでにB.I.Shadowとして活動しててCDも出してたんだけどね。
最近は北斗くんも忙しくしてて活動するメンバーも違うからなかなか話せてなかったんだけど。
『どうしたんですか、北斗くん。久しぶりですね』
北「ねぇ、俺も入れてよ」
『え？』
北「ダンス練習するんでしょ？俺も仲間にいれて。」
最近俺もついていけなくてさー。なんて言う北斗くん。
戸惑っていたら
北「毎週終わったあとここ借りて練習してたでしょ。熱心だなって思って見てた。お前の頑張り、ちゃんと見てるから」
優しい笑みで語りかけてきて。
高校生になった北斗くんは俺よりも随分背が高くて。
『ほ、北斗くん！ここ！ここがどうしても分からないんです！教えてください！』
北「ははっ。いいよ。ここはね、こうするとやりやすいよ」
丁寧に教えてくれた。
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ヒヨリ - こんにちは！ドS王子のほうでもコメントさせていただきました！どちらもおもしろくて最高です！ (2018年12月2日 20時) (
レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 雄也Loveさん» こんにちは！ありがとうございます！男装ものってあまりないよね？って思って書き始めました(笑)更新がんばります！ (2018年12月2日 20時) (レス) id: c3d40b923e (このIDを非表示/違反報告)
雄也Love - こんにちは!初めて男装物の小説を読みました。とっても面白くて、ハマりました。更新頑張って下さい! (2018年12月2日 14時) (レス) id: daf4ebc037 (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - ひかりさん» ありがとうございます！私も自分で書いてて、じれったいなぁ！なんて思ってます(笑) (2018年11月20日 8時) (レス) id: c3d40b923e (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 面白すぎます！これもう、メンバーに女って言って北斗とくっついて欲しいっす笑 (2018年11月20日 3時) (レス) id: ff1c992370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星
| 作成日時：2016年7月12日 10時
