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京「樹、いちゃつくなら外でやれ」
樹「いちゃついてねーよ。感動の再会してたとこだから」
抱きしめてた腕を緩めて解放してくれた樹。
京「感動の再会？」
再びきょもの視線が私のもとへ。
京「えっと、え？」
『きょも、ごめん。俺…』
京「あぁ！樹が前に言ってた瑞希にそっくりな女の子か！」
『え、あ、いや、違くて、』
京「ふふっ、嘘嘘、ごめんね。久しぶりだね、瑞希」
ちょっと大人っぽくなったんじゃない？って言うきょもに黙って抱きついた。
頭を撫でてくれて、心地がいい。
『あの、他のみんなは、、？』
樹「風呂入ったりしてる。多分そのうち来るよ」
そう言った樹の言葉どおり、ものの数分で慎太郎とジェシーと�眞呂�入ってきた。
ジェシーと慎太郎にはバカ！って頭を叩かれて、女の子なんだから可哀想でしょ！って�眞呂脇�を撫でてくれた。
慎「なーんで気付かなかったんだろうなぁ」
慎太郎とジェシーはまじまじと私の顔を見つめる。
辞めたと伝えるときに滝沢くんが女であることをメンバーには伝えたらしい。
なんでジャニーズ入ったの？なんて聞かないあたり、こいつららしいな、とは思う。
勝手に辞めたあげく、女であることを黙ってたのに、普通に接してくれるこの人たちに感謝しなくてはならない。
『恥ずかしいからそんな見ないで』
慎「よく言うよ。アイドルっていう世間に見られるような仕事してたくせに」
『今はしてないもん』
ジ「声はやっぱ瑞希なんだよなぁ」
「……え？」
不意に扉の方から声が聞こえてきて、見ると北斗がスマホ片手にこちらを見て静止してる。
『……北斗』
北「……」
樹「…北斗おせぇよ、何してたんだよ」
樹が北斗の手首掴んで、私の隣に北斗を座らせた。
あぁ、無駄に緊張する。
こんな間近で北斗を見るのは久しぶりだ。
ちらっと北斗を見ると、気まずそうに、でも照れたように、なんとも言えない表情だ。
ひとつのテーブルを囲んで、その周りにみんな座ってる。
どうしよう？何から話す？
まだ何もまとまってない。
『あ、えっと、今日のコンサートすごいよかったよ。最後の、挨拶も。』
樹「それで？」
『…黙って辞めてごめんなさい。北斗と樹は知ってたけど、女であることも黙っててごめんなさい。みんなに、迷惑はかけたくなかったから。』
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ユキト(プロフ) - 一気見しました、めちゃくちゃ読み応えあって感動しました。 (2021年6月24日 19時) (
レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
里紗(プロフ) - 最後の挨拶泣きました…SixTONES最高…泣 (2020年3月11日 1時) (レス) id: 33f1393f8c (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 最高すぎました！！！もう最高すぎて一気読みしました！幸せです！ありがとうございました！ (2019年12月5日 2時) (レス) id: 09448a4c02 (このIDを非表示/違反報告)
SixTONES最高！ - 今、読み終わったのですが、気づいたら涙出てました笑笑 ものすごく面白かったです！！！ 夜中に読み始めて、もう読み切ってしまいました笑 これからも応援してます！！、 (2019年12月1日 2時) (レス) id: d785289e0f (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 3さん» ありがとうございます！番外編も書けたらいいなぁとは思ってるので気長にまっててもらえたら嬉しいです(笑) (2019年11月8日 21時) (レス) id: a7e4affc93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星
| 作成日時：2019年4月28日 6時
