#119 ページ20
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瑞希に戻った俺。
樹はさっき見た北斗のことには一切触れず、何もなかったかのようにいつも通りに話してくれた。
さっきのことを考えなくてもいいように永遠とどうでもいい話をしまくるから思わず笑ってしまう。
樹「え、なに」
『いや？樹ありがとね』
樹「なんだよ急に(笑)」
『べっつに〜』
「樹ー、誕生日おめでとー」
ｶﾞﾁｬﾘとドアが開いてそちらを見ると
樹「こーき来てたんだ」
そう、樹のお兄さん。もとい、俺の元先輩。
聖「あれ、瑞希じゃん」
『あ、お久し振りです、聖くん。』
聖「母ちゃんが樹の彼女が来てるっていうから見にきたのに」
『え、あ、あはは』
樹「まぁ細かいことは気にすんなって(笑)」
聖「瑞希元気？」
『え？元気ですよ、そりゃ』
聖「元気そうな顔してないけど」
『聖くんって無駄に察知能力高いですよね』
樹「あーもう！聖のばか！今それタブーなんだから！」
無駄に大きい声で言う樹。
『そんな風に言われる方が気ぃつかうわ』
聖「え、なに？なんかあったの？」
『いや、知り合いが彼女と一緒にいるとこ見ちゃって。なんか複雑っていうか、そんなことありません？』
聖「あー、俺らと一緒にいるときと違う顔してるの見るとなんか、んーってなるな、たしかに(笑)」
『そんな感じです、いま』
樹「あぁもう！聖邪魔！！出てって！メンバー同士で募る話もあるんだから！！」
しっかりちゃっかり腰をおろして座ってた聖くんを無理やり立たせて部屋から追いやる。
聖「はいはい。じゃあ瑞希またな。樹のことよろしく。あと中丸にもよろしく言っといてー」
ﾊﾞﾀﾝ
聖くんを追いやってドアを閉めた。
樹「もう聖、瑞希のこと大好きなんだからー」
『兄弟そろって？笑』
樹「うるせーよ(笑)それより、なんで最後中丸くん？」
『え？あー樹に言ってなかったっけ？雄ちゃん、俺のお兄ちゃん。』
樹「………はぁ！？」
『うそ(笑)』
樹「おま、ふざけんなよ！」
『まぁ従兄弟ではあるんだけどね』
樹「うそつけ、」
『いや、これはほんと』
数秒固まって、それを頭の中で整理したのか
樹「まじか…そうなんだ…」
って一人で飲み込んでた。
聖くんが事務所やめるとき、いいかなって思って雄ちゃんとの関係を成り行きで言ったんだ。
雄ちゃんと聖くん、わりと仲良かったしね。
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ユキト(プロフ) - 一気見しました、めちゃくちゃ読み応えあって感動しました。 (2021年6月24日 19時) (
レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
里紗(プロフ) - 最後の挨拶泣きました…SixTONES最高…泣 (2020年3月11日 1時) (レス) id: 33f1393f8c (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 最高すぎました！！！もう最高すぎて一気読みしました！幸せです！ありがとうございました！ (2019年12月5日 2時) (レス) id: 09448a4c02 (このIDを非表示/違反報告)
SixTONES最高！ - 今、読み終わったのですが、気づいたら涙出てました笑笑 ものすごく面白かったです！！！ 夜中に読み始めて、もう読み切ってしまいました笑 これからも応援してます！！、 (2019年12月1日 2時) (レス) id: d785289e0f (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 3さん» ありがとうございます！番外編も書けたらいいなぁとは思ってるので気長にまっててもらえたら嬉しいです(笑) (2019年11月8日 21時) (レス) id: a7e4affc93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星
| 作成日時：2019年4月28日 6時
