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樹「なぁ、北斗に聞いたの？」
『なにを？』
帰りの車中。
樹「６１８」
『…あぁ、』
樹「あぁ、って(笑)」
『なんも。北斗忙しそうなんだもん。それに、一方的に気まずい』
樹「忙しい、って本読んでるだけじゃん」
『でもさぁ。』
樹「もう明明後日なんですけど(笑)」
『わかっ…………え、』
窓の外を見ながら樹と会話してた私の目に飛び込んできたもの。
樹「ん？どうした？」
ちょうど信号で車が止まって樹がこちらを見る。
私の視線に気付いた樹。
樹「………」
『………』
私の目線の先には、北斗と、北川さんの姿。
仲良さそうにお店の中に入っていった。
なにこれ、どういうこと？
信号が青になって無言で車を走らせた樹。
樹「…なぁ、もうちょい俺に付き合ってよ」
『…なんでよ、』
樹「俺が一緒にいたいから」
そんな樹の言葉がすっ、と胸に届いて
樹とこのまま一緒にいたら幸せなんだろうな。
なんて漠然と思った。
『誕生日だから、特別だからねっ』
少しでも気を緩めたら目から涙がこぼれ落ちそうで。
今は、少しでもいいから、樹の優しさに触れていたかったんだ。
樹「これでも被ってろよ」
ﾎﾟｽｯ
それは今の今まで被ってた樹のキャップで、
俺新しいの貰ったからこれ被ってよー
って私があげたキャップに手を伸ばした。
そこまで必死に堪えてた涙がとめどなく溢れてくる。
『じゅっ、じゅ〜っ、、！！』
樹「はぁ、はいはい。俺は、じゅ、じゃないからな、りもしっかり言おうね」
樹が私の頭に被せたキャップ越しに頭をポンポンと撫でる。
キャップのおかげで不細工な顔は樹には見えてない。
樹「俺運転してんだから。抱きしめたくなるじゃん」
『そんなの、しらないもんっ』
•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ
樹くんのバースデーまだ続きます(笑)
北斗のバースデー編もまだじゃん！？
気付けば8月です。
広い心で読んであげてください。(笑)
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ユキト(プロフ) - 一気見しました、めちゃくちゃ読み応えあって感動しました。 (2021年6月24日 19時) (
レス) id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
里紗(プロフ) - 最後の挨拶泣きました…SixTONES最高…泣 (2020年3月11日 1時) (レス) id: 33f1393f8c (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 最高すぎました！！！もう最高すぎて一気読みしました！幸せです！ありがとうございました！ (2019年12月5日 2時) (レス) id: 09448a4c02 (このIDを非表示/違反報告)
SixTONES最高！ - 今、読み終わったのですが、気づいたら涙出てました笑笑 ものすごく面白かったです！！！ 夜中に読み始めて、もう読み切ってしまいました笑 これからも応援してます！！、 (2019年12月1日 2時) (レス) id: d785289e0f (このIDを非表示/違反報告)
七星(プロフ) - 3さん» ありがとうございます！番外編も書けたらいいなぁとは思ってるので気長にまっててもらえたら嬉しいです(笑) (2019年11月8日 21時) (レス) id: a7e4affc93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七星
| 作成日時：2019年4月28日 6時
