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ロキに連れられ、目の前には扉。
ロキがその扉を躊躇なく開けると…
??「あ、ロキロキおかえり！その人が例のテンニューセイなのかい？そうなのかい？」
太陽みたいに明るい人がこちらを向いて喋った。ろ、ロキロキって…
他にも何人か人が…いや、神がいて、さっき出会った人間の女の子も立っていた。
「あ…」
自己紹介などした方がいいだろうか。
そう思い喋ろうとすると…
ﾛｷ「はーいヘルは喋んないで！！」
「ﾓｶﾞｯ！？」
ロキに口を抑えられる。苦しい…！！
ﾛｷ「一応紹介はしとくネ★左からデス、ターたん、戸塚兄、アホロン、ニュソ…あ、バルドルとトールちんはわかるから良いよネ？」
完璧あだ名で言われてもわからん。
ﾛｷ「で、あそこの人間…クサナギ？だっけ？まあいっか！」
良くないわボケ。
心の中で突っ込みながら吸いづらい空気を必死に吸い込む。
ﾛｷ「それで…この超〜〜〜〜可愛い女は俺の彼女だから！！口説いたりしたら燃やしちゃうヨオ！！」
笑いながら言ってるけど目がマジ過ぎて皆黙る。私については喋れない。
ﾛｷ「じゃ、そんだけだから★行こ！！ヘル！！」
「ﾌﾟﾊｯ！！ｹﾞﾎｯ…ってええええええええ！！？」
開放されたと思ったら腕を掴まれ思いっきり引っ張られる。
ふと視界の隅に写った二人…
バルドルは笑顔で私達を見送ってる、え、ちょ、助けて。
トールさんはご愁傷様と言いたげな目をしながら溜め息をつく。
『大丈夫！俺が此処から連れ出してやる！』
「！？」
いきなり、昔の思い出…恩人の言葉を思い出した。
私が今こうして歩いているのは、恩人の…ロキのお陰。
でもなんでこのタイミングでこんなことを思い出したのか、それはよく分からない。
ﾛｷ「…ヘル」
そう考えているとロキが足を止め、こちらを向いていた。
ﾛｷ「…ゴメン、ちゃんと紹介しようとしたんだけど、その…やっぱヘルが俺ら以外と仲良くするの嫌で…」
顔を伏せながらぼそぼそと喋るロキは、先ほど思い出した子供の頃のロキと被り、なんだかかわいらしかった。
「…いいよ。じゃあ後10分此処で休んだら戻ろ？」
よく見るとロキは今にも泣きそうな顔をしていた。それに気づいたのか、ロキは私を抱き締めてきた。
私が一人を怖いと思うのと同じように、ロキも怖いのだ。
「あと…少し」と、10分経っても言ってるロキを抱き止めながら、これからの生活に色々な感情を抱きながら、もうすぐ20分経つであろうと時計を見つめていた。
続く (更新停止中)
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ネギ卵 - ロキさん、マジ神！あ、神様か。面白かったです！更新頑張って下さい！ (2014年9月26日 6時) (
レス) id: 4dcaa9572b (このIDを非表示/違反報告)
夜李@ロキ月人トール廃(プロフ) - 鈴さん» コメントありがとうございます！只今テスト期間中なので終わり次第ばんばん更新させていただきますね！ (2014年5月22日 12時) (レス) id: 5fb6facd19 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - とても面白かったです！更新頑張ってください！ (2014年5月19日 8時) (レス) id: 147f541725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜李@ロキ月人トール廃 | 作成日時：2014年5月17日 6時
