61 ページ12
、
「ん？ああ、おはようございます。
つってももう昼ですけど」
『あ、うんおはよう。
じゃなくて！…痛』
「おわ、大丈夫っすか？水飲みます？」
よし、彼が水を入れにいってくれている間に状況整理をしよう。
ここは間違いなく私の家で
時刻はギリギリ朝の11時半。
服は残念なことにスーツのままだが
上着はきちんとハンガーにかかっている。
おかしい点はただ一つ。
…昨日私は高地夫妻と飲んでいたはずなのに
「お待たせしました」
なぜ、爽やかな笑顔でお水を持ってきてくれる
森本くんがこの家に？？
「あ、もしかして、なんで俺がいるの？って顔してます？」
『あ、うん、お世話してくれてるのにごめん
私全く記憶にないんだけど…』
はは、やっぱり！と笑って
昨日、酔い潰れた私をみて高地夫妻がどうするかと悩んでいたから
ジェシーくんが森本くんを呼び出して
私の家まで送り届けてくれた、という経緯を
話してくれた。
「で、すんません。俺もソファで寝ちゃって！
でも、断じて！何もしてないんで！」
両手を上げて真実をアピールする森本くんが可笑しくて
『ふふ、ごめんね。疑ってないよ。
ご迷惑おかけしました』
お礼と謝罪をこめて、ベッドの上で座ったままではあったが頭を下げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2957人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Minori Miura(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になります！楽しみ！ (6月30日 8時) (
レス) @page24 id: 49c573fac4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - やっぱり何処にでもこういう親の力利用した性悪の女の人っているんですね、せっかく再会できたのにこれ以上傷つけて苦しめないでほしい。更新楽しみにしております。 (2022年7月16日 16時) (レス) @page18 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
ばぶみ(プロフ) - れんたるおとうおーんずのパスワードを教えていただきたいです！ (2022年2月22日 14時) (レス) id: 51665b7397 (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。ゆっくりではありますが、更新していきますのでよろしくお願い致します！ (2022年2月20日 13時) (レス) id: e15e87d375 (このIDを非表示/違反報告)
あ - すごいお話が好きです！続きが気になります♡ (2022年1月25日 3時) (レス) @page6 id: 2662a4d3ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：riri2
| 作成日時：2021年10月15日 1時
