60 ページ11
、
こーちは、そっと自分のスマホに手を伸ばし
ジャケットのポケットにそれを入れる。
『ほら、忙しいって言ったじゃん』
私がヘラッと笑って見せるとこーちは気まずそうな顔をした。
いやいや、横で自分のお嫁さんにまで申し訳なさそうな顔させてどうするんだこーち。
「A、大丈夫？」
心配してくれる私の親友、夏子の言葉に
堪えていた言葉が溢れそうになって
ジェシーくんを呼びつけて追加のお酒を注文した。
ロックでいってやろう！と思ったのに
流し込んだそれは水割りで
多分、一連の流れは見ていないけど
なんとなく様子のおかしい私を
ジェシーくんが気遣ってくれたんだと思う。
私の周りはいい人ばかり。
だから、別に、
松村くんが女の人といようが気にすることはない。
私だって！男の人と一緒にいるわけだから。
結局せっかく水で割ってくれたお酒を
何杯も注文して
そこからの記憶はない。
翌朝、自分の部屋のベッドいて
ものすごい頭痛を伴っていたから
高地夫婦に迷惑をかけたんだろうな
と思いながら起き上がったら
「え…？」
森本くんがいて私は間抜けヅラで声を漏らした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2957人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Minori Miura(プロフ) - めちゃめちゃ続きが気になります！楽しみ！ (6月30日 8時) (
レス) @page24 id: 49c573fac4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - やっぱり何処にでもこういう親の力利用した性悪の女の人っているんですね、せっかく再会できたのにこれ以上傷つけて苦しめないでほしい。更新楽しみにしております。 (2022年7月16日 16時) (レス) @page18 id: c691eeba4c (このIDを非表示/違反報告)
ばぶみ(プロフ) - れんたるおとうおーんずのパスワードを教えていただきたいです！ (2022年2月22日 14時) (レス) id: 51665b7397 (このIDを非表示/違反報告)
Runaaaaa(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。ゆっくりではありますが、更新していきますのでよろしくお願い致します！ (2022年2月20日 13時) (レス) id: e15e87d375 (このIDを非表示/違反報告)
あ - すごいお話が好きです！続きが気になります♡ (2022年1月25日 3時) (レス) @page6 id: 2662a4d3ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：riri2
| 作成日時：2021年10月15日 1時
