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21時半に無事、今日やることを終えた私たちは






3人で





会社のすぐ向かいにある居酒屋に入る。








「おお、いらっしゃいませっ



あれ?見慣れない顔ですね」







居酒屋の社員さんのジェシーくんが
私たちを出迎えてくれる。





常連すぎて私たちは顔を覚えられているが







初めてくる松村くんをみてジェシーはペコリと頭を下げた。







「俺らの同期なの、こっち異動してきたから
これからよろしくお願いします」






こーちが、松村くんの代わりに彼を紹介をすると
松村くんは名乗って小さくお辞儀した。









「二人ってそんなよくくんの?」






半個室の席に案内され、





温かいお手拭きタオルで手を拭きながら
私たちに質問する松村くん。









「あーまあ。しんたろーもいる時多いけど」







『あとこーちの彼女も呼ぶこと多いかな』








「え、こーちの彼女とも仲良いの?」








『私の紹介だからね』









こーちの彼女と私が知り合いということに
びっくりして目を見開いている松村くんと







彼女の話をされてちょっぴり恥ずかしそうなこーち。






そんな二人の表情をみて





少し面白いなーなんて思っていると








「でも、いくらこーちに彼女いても妬けるわ」








『へ』





彼は、
向かいに座る私をじっとみつめてそう言った。

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作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年5月29日 23時

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