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、
予想より少し早めに動き出し、
なんとか1時間遅れで到着した。
「あーお疲れ様でーす」
飲み会の遅刻は、苦手だ。
既に出来上がった社員が何人か
大きな声で私に声をかける。
『お疲れ様です。すみません遅れて』
ワイワイと盛り上がる中、
支店長に挨拶をして
『森本くん、ありがとうね』
森本くんの元へ向かう。
隣に座っていた森本くんの同期が
隣を開けてくれ、私はそこに腰を下ろした。
「全然です、むしろ頼られて嬉しかったんで」
何飲みます？と差し出されたメニュー表。
もうみんな出来上がってきているなかで
自分だけ今から飲むのも気が引けて
烏龍茶をこっそりと頼んだ。
食べ物も、みんなの残り物をちょこちょこと
いただく。
その間も、
松村くんは飯沼さんたちに囲まれていた。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2021年5月29日 23時
