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ジ ェ シ ー s i d e ページ33
"きょーもと"さんは、ブラックコーヒーとミルクティーを持って戻って来た。
大「どうぞ。
ブラックコーヒーです。」
ｼﾞｪ「ありがとうございます..」
大「早速なんですけど..
妹さんは、高校1年生？」
ｼﾞｪ「そうです。
この前、入学したばかりで..」
大「高校は、どこなんですか？」
ｼﾞｪ「奏姫、って言ったかな..」
大「奏姫！？
この辺じゃ、有名な私立学校ですよ。
推薦か何かで入られたんです？」
ｼﾞｪ「妹がおれに負担を掛けたくないって..
頑張って、推薦枠貰ってました。」
大「素晴らしい兄貴に、素晴らしい妹。
2人共、うちに欲しいくらいですね。」
ｼﾞｪ「ありがとうございます。」
大「で、その妹さんの写真とかあります？」
ｼﾞｪ「これ..1番最近ですかね。」
大「うっわ！
めっちゃくちゃ美人ですね？」
ｼﾞｪ「そうなんですよ。
だから、よくモテるとかで..」
大「お兄さんも大変だ。」
ｼﾞｪ「バレンタインの日には、家の中にチョ
コがたくさんありますね。」
おれが苦笑すると、きょーもとさんは何か書き込んでいた。
..おれの履歴書に。
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作者名：森 村 れ あ ら .。 | 作成日時：2015年12月12日 16時
