ジ ェ シ ー s i d e ページ32
何を言ってるのか、さっぱり分からないけど
とりあえず、楽しそうなのは分かった。
ここなら、(人1)を呼んでやれる。
今までは、呼んでやれなかったし、こんなに平和な所じゃなかったしな..
そして、"きょーもと"という男に呼ばれ、2階に上がる。
大「じゃあ、とりあえず..
履歴書確認するんで、そこ座って？」
ｼﾞｪ「あ、はい..」
大「ルイス･姫宮･ジェシーさん？
ハーフか何かですか？」
ｼﾞｪ「アメリカと日本のハーフです。」
大「日本語上手いっすね。
じゃあ、日本生活は長い？」
ｼﾞｪ「3歳頃に日本に来ました。」
大「なるほど。
妹さんが居て、養ってると。」
ｼﾞｪ「高校生の妹がいるんです。」
大「高校生かぁ..それは大変だ。」
ｼﾞｪ「おれは高校行けなかったから、妹には
行かせてやりたいんです。」
大「そのためにも稼がなければならない。
では、たくさん仕事して稼ぎたいわけで
すね。」
ｼﾞｪ「そうですね。」
大「ふーん..なるほど。」
ｼﾞｪ「..働かせてもらえます、かね..」
大「まぁ、そうですね。
人格的にもまったく問題無しですし、
理由が理由ですから。
一応、採用ですけど返事は明日するって
決まってるので、大丈夫ですか？」
ｼﾞｪ「全然大丈夫です。」
大「もし良ければ、その妹さんの事とか
色々聞きたいんですけど、時間大丈夫で
すか？」
ｼﾞｪ「おれは全然..」
大「じゃあ、飲み物持って来ます。
何がいいっすか？」
ｼﾞｪ「ブラックで..」
大「北斗と同じか..」
ｼﾞｪ「え？」
大「あぁ、すいません。
こちらの話です。」
そう言って、その人は下に降りていった。
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作者名：森 村 れ あ ら .。 | 作成日時：2015年12月12日 16時
