先輩 .。 (ページ31)

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大我 s i d e ページ31

面接者が来たって言うから、下に降りてみたら
慎太郎が髙地にバイトしたいだの何だの言ってた。

大「良いんじゃない？
やらせてみれば？」

と声をかけると、慎太郎が目をキラキラさせて
こっちを見た。
隣の面接者を見ると、若干引いている感じがした。

大「その代わり、使えなかったら即クビだか
ら。
覚悟しろよ？」

と、釘を刺すと慎太郎は

慎「おれは使えるバイトになるし！」

と息巻いていた。
そして、少し意地悪するために

大「んじゃ、慎太郎は明日面接。
履歴書持って来るように。」

と言うと、案の定焦りを見せた慎太郎。

大「明日しかオレが空いてなーいの。
履歴書は、北斗にでも聞きな。」

と、軽く北斗にも意地悪する。
すると、やっぱり北斗は苦笑いした。

慎太郎か..
まぁ、言う事は聞きそうだし、本人の言う通り
使い方によっては、使えるバイトになりそうだな。

どう使ってやろうか考えながら、隣の面接者を一瞥した。