先輩 .。 (ページ29)

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ジェシー s i d e ページ29

おれは、(人1)を養うためにたくさんバイトをしてる。
高卒だから、あんまり良いところに就職できなくて、バイトを掛け持つので必死だ。

おれは、ある求人サイトでカフェのバイトを応募しているのを見つけた。
バイトを続ければ、そのまま就職も出来ると言うし、面接だけでも受けてみようと思った。

そして、面接の日。
カフェに向かうと、なかなかオシャレな感じで
すぐ気に入った。

中に入ると、男子高校生が3人と店員らしき人物が1人居た。

ｼﾞｪ「すいません。
今日ここで面接を受ける者なんですが
..」

そう言うと、店員は2階に向かって声を上げた。
"きょーもと"と言うらしい。

その後、おれは店員に自己紹介をした。
名前を言った後から、男子高校生たちの視線が痛い。

よくよく聞くと、どうやら男子高校生たちは
(人1)と同じ学校らしく、知り合いなようだ。
だから、おれは持っている写真の中で、(人1)と一緒に撮った写真を見せた。

すると、1番手前に座っていた奴が何だか険しい顔をした気がした。

その隣に座っている奴も、その奥の奴もおれを
見つめたまま、険しい顔をする。

何の事か、さっぱり分からなかったけど
おれには関係無いし、放っておいた。