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慎 太 郎 s i d e ページ18
姫宮さんは、急に居なくなってしまった。
去る時の笑顔が作り笑顔だった。
..理由は分かってる。
彼女の事を悪く言っていた女子が周りに居て、
彼女は居づらかったのだと思う。
おれは、姫宮さんと喋れなかった怒りとかも
全部込めて、そいつらに言った。
慎「あのさぁ、おれたち好きで姫宮さんと
話してんだよね。
北斗も樹もだけど。
姫宮さんが可愛いからとかでさ、妬んで
悪口言うの、やめてくんない？｣
そう言うと、女子たちは気まずそうにその場から離れて行った。
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作者名：森 村 れ あ ら .。 | 作成日時：2015年12月12日 16時
