SixTONES短編集 (ページ10)

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『おはよう。』

「慎太郎おはよう。」

目の前に映る寝癖の付いた愛らしい姿をした彼はつい先程まで寝ていた彼氏の慎太郎。

ん〜いい匂いなんて言いながら彼は、朝食を作る私の居るキッチンに来る。

『なーに作ってんの？』

「んー？今日はね〜フレンチトースト！！」

『美味しそう！！』と子供みたいにはしゃぐ彼を見てあーやっぱ好きだななんて幸せを噛み締めていたのは秘密。

それから10分程で出来た朝食を2人で食べ、彼は仕事へ行く。

「あーぁ、行っちゃった〜。。
　さて、私も家事しよっと！！」

悲しさを半分に私はいつも通り家事をする。

そのまま家事をしていると気づけば午後6時。

(あ…そういえば９時から慎太郎ドラマ出るんだっけ…？
ちゃっちゃとお風呂とご飯済ませて見よーっと。)

この時の私は慎太郎が見れるなんて呑気にスキップをしながら色々とやることをこなしていたんだ。

まさかこの選択があんな事になる何て思っても居なかったんだ＿＿。

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