SixTONES短編集 (ページ6)

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「行ってきまーす！！」

「行ってらっしゃい」そんな声に見送られ、私は今日から晴れて高校生。

生憎、母と父は今日も仕事で入学式には来れないが、そんなこと慣れっこなので、特に何も思わなかった。

そんなこと考えるばかりか、高校生ってどんな感じなのかななんて呑気なことを考えていた。

____「以上を持ちまして入学式を終わります。」

かりな「長かったね～。。」

ゆな「ほんとそれ！！めちゃ疲れるんですけどー。。」

「それなぁ、。」

同じクラスで出会って早々仲良くなった新しい友達のかりなとゆな。

周りに中学校が同じの子が居なかったから友達できるか心配していたけれど、そんな心配は一切無用だった。

教室に着くと、私ゆながハッと思い出したように言った。

ゆな「ねぇ！！２年の教室行かない！？」

「え？」

ゆな「ほら！！イケメン見に行こうよ！！」

かりな「言い方よ。」

なんて爆笑している二人と誰とポカーンとしている私。

そんな私を見て彼女たちは口を揃えて言った。

「「田中樹を知らないの！？！？！？」」

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