SixTONES短編集 (ページ3)

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彼は家に上げると、何飲む？なんて聞きながらキッチンに立つ。

「ちょちょちょちょ、！！」

『ん～？？？』

「わ、私の家だよね、！？！？！？」

『え？う、うん？
　A言うの遅いからコーヒーにするね。』

動揺する私とそんなのお構い無しにコーヒーを淹れる彼。

それだけでは無かった。

御手洗の場所もここだよね？なんて言いながら知ってるし、部屋の場所等何処も彼処も彼は知っていた。

「なんでそんなに知ってるんですか？」

『何を？』

「私の家の事とか色々ですよ！！」

『え～？それ聞いちゃう？
　ていうか、敬語辞めてよ。肩苦しい。』

「あ、う、うん。って話逸らさないでよ！！」

『えー、なんで色々知ってんのだっけ？
　俺超能力だから。』

(絶対嘘じゃん。。)

何度聞いても彼は話を逸らすばかり。

そして、彼は言ったんだ。

『前みたいにもうほっくんって呼んでよ、。』と。

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