SixTONES短編集 (ページ2)

今日:18 hit、昨日:0 hit、合計:3,577 hit

･ページ2

・

仕事帰り。

事件は起きた。

家の前に見覚えのない男の人がいたのだ。

(え……誰、？)

私が戸惑っていると、私に気づいたのか、彼が私の方へやってきた。

『あのー、。AAさんでしょうか？』

『はじめまして。
　松村北斗と言います。』

「は、はぃ、。」

反射的に返事をしてしまった私。

遠くからだと分からなかったが、よく見ると松村北斗と名乗る男は容姿がとても整っていた。

要するにこういう人のことを“イケメン”と言うのだろう。

(ってそんな事じゃなくて、！！)

「なんで私の名前知ってるんですか！？！？！？
　知り合いですか！？！？！？
　って私になんか用があるんですか！？！？！？
　人間違えじゃないですか！？！？！？」

『んねー、ちょっと質問多すぎ。。
　一旦落ち着こ、？ね？』

なんて言いながら笑う彼。

落ち着けるか！お前のせいだよ！なんて言いたい気持ちを抑えて深呼吸をする。

「ここで話すのもあれですし、家上がってください。」

『危機感なさすぎじゃないですか？』

「そうですか？寒いですし、。
　それに松村さん？は悪い人ではなさそうなので。」

彼が少し驚いた顔をする。

決して嘘はついていない。

だって、何故か彼のことを前から知っていたような気がしたから……。

NEXT⇒