Starlight _hokuto.Y_ *2

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Aside








しばらく経ってオーディションの模様がテレビで放送された






そこに彼の姿があった






「 やっぱり受けてた… 」






久しぶり見る彼はテレビの画面の中で






一生懸命歌ってた







「 ｯ北人… 」







嬉しかった







あの日語り合った夢を叶えようと







その1歩を踏み出した北人







彼の頑張ってる姿を見て







私も頑張ろうと思えた









最近お金を貯めて中古で買ったギター







まだ上手くないけどいつかこのギターを片手に私も夢を追いかけたい







ｶﾞﾁｬ







ギターケースを背負い今日も学校へ行く







はる『 おはよ！A！』





「 おはよう、はる！ 」






『 あれ？もしかして泣いた？』






「 っえ！嘘、目赤い？」






『 うん、どうしたの？なんかあった？』







「 いや、朝録画してたテレビ見て…笑 」






『 へードラマかなんか？ 』







「 あ、いや、えっとね… 」






なんとなくはるには話したくなった





北人という大事な人のこと








「 宮崎にいた時の大事な人がオーディションに出てて、それで頑張ってる姿みたら嬉しくて泣けてきちゃったんだよね笑 」







私がEXILEが好きだということをはるは知ってるからオーディションがVBAということも分かってる







『 すごいじゃん、その人！てか彼氏いたんだぁ〜ふふ、、かわいいじゃ〜ん 』






「 な、いや、今はもう付き合ってる訳じゃ」






『 でもその人のこと大好きなんでしょ？良いじゃん！Aのそういうとこ知れて嬉しいよ？笑』







「 ありがとう？笑 」








『 じゃ、今日カラオケ付き合うからさ。その彼との思い出の曲聴かせてよ〜？笑 』








はるがたまにカラオケに付き合ってくれると






毎回たくさん感想をと







歌が上手いはるは的確なアドバイスを出してくれる







そのおかげで前よりも格段に歌が上達した





いつか北人にも聞いてほしい







そう思って歌ってる

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