いちごみるく【吉野北人】

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陣「えらい遅かったなあ？」

「「「すみませんでした」」」


着いた途端、陣さんに正座させられた


力「でもまあ、ヘアメイクさん遅れてるらしいから良かったけど」

「え、初日から遅刻ですか」

陣「コラ、北ちゃん。人のこと言えんやろ」


初日から遅刻って。

大丈夫かよ。


陣「まあ、座れや」

「「「はい。すみませんでした」」」


解放されて、翔吾の隣に座った


翔「お疲れ様、北ちゃん」笑

「足がピリピリする」


どんまい ってニコニコしながら言う翔吾

癒しになるからいいけどさあ。


そうこうしてると、ドアが開いた


HI「おはよう」

【おはようございます！】

HI「元気いいね、座って」


HIROさんはやっぱりかっこいい

多分、僕の初恋の人もHIROさんみたいな大人な雰囲気の人と付き合ってるんだろうな


HI「今日からランペに新しい2人のヘアメイクを付ける。2人とも俺の推薦だ」


そう言って、ドアの方へ目線を向けると

1人の美人な人が入ってきた


HI「紹介しよう。中里悠佳だ」

「初めまして。中里悠佳と申します。本日から皆さんのヘアメイクを担当します。よろしくお願いします」


会議室で拍手が起こる

やっぱり違ったか


HI「もう1人居るんだがな」笑

悠佳「すみません、やっぱり間に合いませんでした」

HI「いや、いいんだアイツは」笑


ああ、遅刻した方か。

どんな神経してるんだろ。


ｺﾝｺﾝｺﾝｯ


突然響いたノック音


HI「来たきた」笑

悠佳「髪ボサボサにしちゃって、」

HI「入れ、A」


Aかあ。




ん？A？



『失礼します。すみません、飛行機が遅れてまして』

HI「構わないよ、それを承知で呼んだんだから。じゃあ、もう1人。AAだ」

『お待たせしてすみません。AAと申します。今日からよろしくお願いします！』


あの子に、似てる






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