私がオタクを辞める時

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田中side

「てか、なんで翔太くん俺のファンって知ってるんですか？」

深「あ〜、俺が話しちゃった」

「何言ったんですか？」

深 「いや、なるって俺らみんな知ってるから、珍しく隣の子と仲良さそうにしてるし、青のペンライト振ってるから気になったみたいで」

「へぇー」

深 「お前の子の隣にいる子知ってる？俺初めて見るんだけど〜って聞かれたから、じゅりの子だよって答えたんだよね」
「そしたら、あっじゅりなの？まぁ、いいや〜ファンサしよ〜って」

「…まじか」

深 「一応言ったんだけど…ごめんな。」

「いや、まぁ仕方ないっすよね。でもAも楽しそうだったんで」

深 「てか、お前俺らじゃなくてずっとAちゃんよこと見てただろ？」

「バレてます？正直、翔太くんとのことで気が気じゃなくて…」

深 「まぁ、いいけど。」
「あっ、今日飯行く？」


「今日は遠慮しておきます。ありがとうございます」

深 「了解。じゃあ、俺もシャワー行くわ」

「あっ、すいません。ありがとうございました。」



俺がクリエを出る頃には人も落ち着いてた

休みの日に一方的にAの姿を見れて少し浮かれてる気持ちもあって、気持ちを落ち着かせる為にも夜風にあたりながら帰ろうと思った

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