32話 ページ33
目黒side
トイレで処理を済ませ、控え室で濡れた髪を直してもらい、さっきまでとは違う柄物のセットアップに着替えスタジオに戻ると既にスタンバイされてるベッド
いや、これえろいな
スタッフ「如月さん、入られます」
「あっ…」
Aちゃんは部屋着推しなのか…
花柄のサテン生地のセットアップというかパジャマというか
俺と一緒で半袖で、襟もちょっと深いしショートパンツで
『…蓮くん、カッコイイね』
俺の目の前に来て、そう伝える彼女に
「Aも可愛いね…脱がしたくないな」
って、言えば顔を赤くそめる
『…蓮くんとなら何だっていいよ。』
「それって、期待してもいいの？」
『んー、蓮くん次第かな…』
カメラマン「よし、準備できたから始めていくね〜、まずはAちゃん寝っ転がってもらって、その横に目黒くん腰掛けて、うん、そうだね！いい感じ」
事後疲れて寝ちゃった彼女を愛しそうに見つめる彼氏のような設定なのか、
少しそのままでポーズ決めると、サイドテーブルにあるグラスをとり水を含む
下からの視線を感じ見てみればAが、熱ぽい視線でこっちを見てるから
水を含んだ口のままキスをした
察してくれたから全部は零さなかったけど、口のわきから垂れる水を唇で拾っていく
そして、もう一度口に水を含みキスをする
2度目だからか口を半開きにしてくれていたおかげで、すぐに流し込めた
そのまま、舌を絡ませれば応えてくれる
今の体勢だと、腰が痛いから覆い被さる
1度目のキスで鎖骨あたりまで流れてしまった水を舐めとると、ﾋﾞｸﾝとするAの体
「かわいいね、」
『…蓮、』
「A」
お互いの名前を呼び、またキスをする
なんで俺達は付き合ってないんだろうか
ここにいるのは如月Aと目黒蓮のはずなのに、
何度キスをしても演じてるように感じてしまう
Aちゃんの本音が、本当の気持ちがわからない
角度を変えても応えてくれるAは、プロっていうだけなのかな
あまり難しいことを考えたくなくて、逃げるようにAの横に寝転ぶ
そして、そのまま腕枕をして目を瞑る
目を開けた時にはこの関係性に変化があればいい
そんなことを思いながら
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みみ(プロフ) - 早くハッピーエンドになってほしいです。 (2021年8月5日 23時) (
レス) id: 02cbff3afd (このIDを非表示/違反報告)
みかんよーぐると(プロフ) - 更新再開して頂き本当にありがとうございます！！これからも応援してます (2021年4月19日 8時) (レス) id: 33541b0a56 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - 更新再開ありがとうございます！よんでてドキドキがすごいです！目黒くんに幸せ願ってます！ (2021年4月18日 17時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 更新再開ありがとうございます。これからの展開も楽しみです。目黒くんの想いが伝わってほしいなぁと願っています。ドキドキさせて頂きありがとうございます。 (2021年4月18日 15時) (レス) id: f071218485 (このIDを非表示/違反報告)
ai - この小説好きです。続きを読めること楽しみにしています。 (2021年4月9日 1時) (レス) id: b6519c45bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろめる | 作成日時：2021年2月2日 22時
