4枚目…バイゼル ページ5
・
『ちぇ…今度こそギーラと一緒に行動できるかと思ったのになぁ…』
「お前なぁ…俺が居る前でんな事言うなよ…」
『あ、ゴメンゴメン』
あの後僕はギーラと一緒に行けるかと思い楽しみにしていたが僕は先にハウザーと行くことになった
『あ、一応僕ハウザーとは別行動取るから』
「あ？何でだよ」
『いやぁ〜…言いにくいんだけどね…七つの大罪に…ね』
「…まぁ、色々とあんのは分かってっから」
『えへへ、あいりがとうハウザー』
そう言い僕はハウザーと別行動を取った
―――――――
―――――
―――
「はぁ…」
「？どうかしたんですか？ディアンヌ」
「うん…ちょっと昔の友達を思い出してね…」
バイゼルの街中を小さくなったディアンヌとエリザベスはメリオダス達を脅かそうとこっそりと会場に向かっていた
「友人…ですか？」
「うん…僕の大事な大事な友人」
「…今はどうしてらっしゃるんですか？」
「今は…聖騎士だよ」
「え…」
ディアンヌの表情は悲しげな表情だった
「10年前、一緒に逃げようって言ったけどやらなきゃいけないことがあるって言って聖騎士として残ったんだ…」
「…」
「でもね、ついこの間少し安心した噂を聞いたんだ」
「噂…？」
「うん、その子がとある聖騎士によって脅されていた村を救ったって。
それ以来その子、その村で神様みたいに崇められてるらしいよ」
「…もしかして…その方って…A姉さまの事ですか…？」
「姉さまって…エリザべス、Aの妹なの？」
「いえ…ただ昔から妹の様に可愛がってくださって…その影響で私やマーガレットお姉さまもそう呼ぶようになって…」
「そっかぁ…やっぱりAは昔から変わってなくて良かった…」
そう言いディアンヌは一つ綺麗な涙を零した
『♪〜』
「！！」
「？ディアンヌ？」
「あ、……ううん何でも…無いよ…」
騒がしい街中で聞こえた鼻歌は忘れられない大切な友人の声
「(A…)」
ディアンヌはもし彼女と敵として対峙した場合どうすればいいのか
ずっとそのことばかり考えていた
――僕は…Aと対峙したら本当に戦えるのかな…――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「原作沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐみん - ものすごく面白いです！更新頑張って下さい。よかったら〈最強美少女は８人目〉を見てみて下さい♪ (2015年3月1日 15時) (
レス) id: f779775919 (このIDを非表示/違反報告)
はれま - シルクさん» ありがとうございます！！面白い…マジですか…嬉しいです！！これからも頑張ります！！お願いします！！(^^ゞ (2015年3月1日 1時) (レス) id: ba4047b925 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - なんと聖騎士側とは新しい！すごい面白いです！頑張ってくだい！応援してます\( °д° )/ (2015年2月28日 22時) (レス) id: 90c8c34a1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はれま | 作成日時：2015年2月25日 21時
